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プリティ中野の一問入魂

旺文社大学受験旺文社大学受験ラジオ講座元パーソナリティが医学部・難関大受験生に贈るエール!受験生や保護者の方と接する日々のなかで感じることや考えることを、率直に書いています。よろしくお願いします。

安達雄大の受験雑考 その六

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名古屋医報2015新年号

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単刀直入に。
本番直前期にあって君たちに言えることをまとめてみました。
君たちの参考になるなら、幸いです。



まず、受験日当日までの勉強に関して。
「受験直前にあって特にやるべきことはなんだ?」とよく問われます。
もちろん、「今このタイミングでこういうことをやるのが効果的だ」という積極的なものから、
「この段階になってできることはこういうことくらいだ」とかいう消極的なものまで、
直前期に相応しい課題は各教科ごとに存在していると思います。
僕の専門は国語ですが、国語にも恐らくそういうモノは存在しますし、
そういう提案をしてくれる先生方もいらっしゃると思います。
僕自身は、「直前に特にやるべきこと」について別の角度からアドバイスします。
すなわち、「前日前夜まで、自分ができないものを発見し、それをできるようにするということを繰り返すこと」。
今の君には、何ができていない? できていないのはどの教科? どの科目? どの単元・分野?
君たちが4月から始めた「勉強」っていうのは、「できないものをできるようにする作業」だったはずです。
だったら、それを最後の最後まで続けてください。
繰り返しますが、確かに「誰にとっても本番直前にやれば役立つこと」は、おそらく存在します。
でも、それは「君自身にとって本番までにクリアしなければいけない課題」を押しのけてまでして
こなさなければいけない課題なのでしょうか?
君に今見えている課題は、何ですか?
それは、「受験生」一般が見るべき課題と、完全に同じですか?
冷静に、自分が今できていない課題を探す。
それに向き合う。
こうしたスタンスも、また本番直前にあっては尊いのではないでしょうか。



次に、受験前夜に関して。
「受験会場に持っていくといいのはどんな参考書?」とよく問われます。
結論から言うと、二つのカテゴリーを想定して、当日持っていくものを選んでくれるといいでしょう。
ひとつは、「実用アイテム」です。すなわち、これから受ける試験に関して実際に「利」になりそうなもの。
例えば、国語で言うと、漢字練習帳・・・古文単語帳・・・漢文句法集・・・。
偶然にも暗記対象から漏れていたり記憶から抜け落ちていたりして、そこで初めて習得する・・・。
そして、いざ試験開始で冊子を開いたら、まさしく先ほど見た漢字・単語・句法が問われている・・・。
可能性は低いですが、ありえなくもないです。そういう良い意味での「悪あがき」のために、
何か一冊持っていくのはどうでしょうか?
もうひとつは、「呪術的アイテム」。
こちらには、どちらかというと「実用」性はありません。
なぜなら、自分がそれを使って散々に勉強してきて、
何だったら「○ページにはこんな話があった」「△ページからはあの問題が出ている」・・・
なんていうレベルまで頭に入っている参考書やテキストです。
手垢も付き放題・・・付箋も貼り放題・・・そういう、ウンザリするほど見てきた一冊です。
もちろん、こういう一冊は、もう完璧に覚えているわけだから直前における新たな知識の獲得はありません。
でも、君に知識を与えてくれる代わりに、「自信」を与えてくれます。
ボロボロになるまで勉強してきた、その苦労が可視化された形でこびりついているその一冊は、
「やることはやった」ということを自分に見せてくれるものです。
試験直前に極度の緊張でやられそうになっている人には、
こういうメンタル補強をしてくれるものの方が「実用」アイテムよりも意義あるものであるはずです。
 「実用」性・・・「呪術」性・・・自分に意味のあるアイテムはどっちなのか・・・。
当日持っていくものを選ぶ際の参考に。



最後に、試験中に関して。
この一年間、君たちはいろんな勉強をしてきました。
自分の受ける試験でおよそ出うるものを、なるべくたくさん勉強してきました。
でも、その努力もむなしく、本番は君を何らかの仕方で裏切ります。
散々やってきたアレが出ない・・・。orz
出ないと思って無意識に避けてきたコレが出た・・・。orz
多かれ少なかれ、君たちは何かの教科・科目・単元で必ずそうした事態に見舞われます。
これは、必然です。
向こうは、君の勉強してきたものを想定して出題範囲を決めているわけではありませんから。
緊張している君たちにとって、そういう「想定外」によるメンタルダメージは大きいかもしれません。
それこそ、その先にある設問、その先にある大問、その先にある教科、
あるいは、明日ある全ての教科に影響を与えてしまうくらい・・・。
大事なのは、それを笑い飛ばせる構えです。
「想定外」に揺れない心です。
もう一度言います。
君のやってきたことのうちいくらかは、出ません。
君がやってこなかったことも、試験では出ます。
それを知っていてください。
知っていれば、「想定外」ではありませんから。
心を攻めてはきませんから。


以上、三点です。
では、君たちの健闘を祈ります。

                            安達雄大(2015年1月10日)

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
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安達雄大の受験雑考 その五

セントメプレス合格速報!

愛知医科大学医学部医学科推薦入試2名合格!
東海OH君、金城学院AMさん、おめでとう!(2014.11.20.発表)

金沢医科大学医学部医学科推薦入試1名合格!
海陽学園KT君、おめでとう!(2014.11.20.発表)

金沢医科大学医学部医学科AO入試2名合格!
愛知淑徳SAさん、南山国際IKさん、おめでとう!(2014.10.23.発表)

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「翻訳」は「橋架け」だって、知ってますか?


 「end」って、どういう意味ですか?
 「・・・馬鹿にしてるんですか?」という感じですよね。
 答えはもちろん、「終わり」です。
 ところで、いつでもそうですか?

Science is a good thing, but it is not an end in itself;
it is a means toward an end and that end is human betterment.

 例えばこの一文。「end」が含まれていますが、この「end」も「終わり」ですか?

 「科学はよいものだが、それにおいて終わりではない。
科学は終わりに対する手段であり、あの終わりは人間の改善だ。」
 ・・・はい、訳せました。

 ・・・とか言っちゃう人は、思考力(国語力)が欠落しています。
だって、「終わり」の意味が実感的なものとして分からないもの。
「終わり」が分からないから、「科学」についての何の話なのか分からないし、
「人間の改善」っていう言葉まで意味不明になる。
 
それは、「end」がいつでも「終わり」と置き換えればいい・・・という思考停止をしているからです。
「end」は、「beginning」とか「start」と対比的に使われる場合には、
確かに「終わり」ですし、大抵は、そういう使われ方をします。

しかし、先の一文のように、その「end」が「means」という語と対比におかれた場合には、
「end」は本当に「終わり」でしょうか・・・?
 
違います。「means(手段)」の反対は、「目的」。そう・・・「end」は「目的」でもあるのです。
 はい、やりなおし。

Science is a good thing, but it is not an end in itself;
it is a means toward an end and that end is human betterment.
 「科学は良いものであるが、それ自体は目的ではない。
そうではなくて、(別の目的のための)手段であり、(本当の)目的は人間の改善だ。」
  
この「(別の目的のための)」「(本当の)」といった、
表だって現れていない事柄が見えるかどうか・・・。
それこそが、「分かる」と「分からない(あるいは分かったつもり)」の境界線。
 
「英文」しかり、「古文」しかり、「漢文」しかり。
みんな「英」「古」「漢」の方はみっちりやるんですね?
でも、それが現代日本語として意味を持つものになっているか・・・
そのチェックが、皆さんビックリするほどに甘い。
肝心のそれを翻訳する先である「言葉(現代日本語)」に関する意識が極めて薄い。
だから、日本語の観点から見てイミフな「置き換え」をして、それを「訳」と呼んでしまう・・・。
覚えたものは全て、そのままあてはめればそのまま使える・・・とでも?

翻訳は「架け橋」です。向こう側(異文化側)とこちら側(自文化側)との。
向こう側ばっかり鉄骨で固めて、こちら側の部分がグッズグズなんですね。
だから、橋が架からない。
翻訳系教科の行きづまりは、意外とそういう次元で起こっていたりするように思います。

 もちろん、
「文法や単語なんて暗記しなくても、日本語的な処理能力があれば大丈夫だも~ん」
なんていう構えは、論外ですよ? 

 2014年11月20日 

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キューティ安達先生




プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
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歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

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― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

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東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

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安達雄大の受験雑考 その四

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「現代文は筆者でさえも正解できない」ということの正体について


よく言われる話。
「現代文は、筆者でさえも満点がとれない」。

そう・・・確かにそう。
文章の書き手が、その文章について問われた事柄に対して、完全な解答ができない。
それは、十分にありうる。

問題なのは、そこから先。
「筆者でさえ完答不可能」に、いつもついて回る帰結が、
「・・・従って、現代文とは答えが決まらない、不自然な教科なのだ」
そこまで言わないものでも、
「現代文で正解なるものを設定するのはおかしいんだ」 
という断罪が、大半。

まぁ、ハッキリ言って、筋違いです。
「筆者でさえ完答不可能」には、全くもって同意。そういうことは、よくある。
・・・で、なぜそこから一足飛びに、「悪いのは現代文だ」になるんだろう?
「現代文」の他にもう一人、「悪いのは、お前だ!」の候補になるもの、ありませんか?
そう・・・「筆者」ですよ。

皆さん、「現代文の正解は、文章を書いた筆者にある」って、思っていませんか?
違います。
「現代文」の正解は、文字通り「文」にあります。
「正解は文にある」と「正解は文を書いた筆者にある」は、同じではありません。
筆者がどう思おうが、それは筆者の自由ですが、
その考えを「日本語」という言語で表出した瞬間に、
その言葉は筆者から独立します。
その筆者から独立した日本語がどう読めるか・・・
それはもう、筆者が本当はどう言いたかったのかとは別の事柄として捉えるべきです。
 
ストレートに言ってしまえば、筆者の日本語がヘタクソならば、
思った通りのことは書けていないわけで・・・。
 
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そういう場合には、出題者が本文について想定した「正解」が、
筆者の頭の中にある事柄とズレてくるわけで。
そのズレをもって、筆者が出題者の所にクレームを付けに行っても、
それは「出題者、悔い改めるべし!」にはならないわけです。
事実上は、「出題者、筆者、どっちが悪いんでしょう?」となる。
場合によっては、「筆者、日本語改めるべし!」となるわけだ。
 
筆者、出題者、解答者・・・。

我々は誰もが、「日本語」という公平なレフェリーの下で、
モノを書き、問題をだし、問題に答えているんです。
この公平なレフェリーに背く可能性は、誰もが持っている。
解答者が間違った答えを出した。
・・・解答者が悪いのではなく、出題者が「悪問」を出したのかもしれない。
出題者が筆者に怒られた。
・・・出題者が悪いのではなく、筆者が「悪文」を書いたのかもしれない。
もちろん、逆もまた然り。
学力の低い解答者、作問能力のない出題者、
そして、実際に自らの言わんとすることを正しく文章にできていた筆者。
むしろ大半のケースにおいて、実態はこちらの方。

ただ、そこでもやはり最終的な審判になっているのは、
「筆者」ではなく「日本語」だ・・・。それをどうしても認めなくてはならない。
「現代文は筆者でさえも正解できない」と息巻いている人、聞いていますか?

・・・という、国語を教える者としては、
「両刃の剣」的な思いを、僕は持っております。
これで、「日本語」という武器を手にして僕に喰ってかかってくる子が、増えるんだろうなぁ・・・。

2014年10月15日  

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
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歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

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壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
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中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

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医学部受験生に贈る!
メディカル・レクチャー
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。


講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、
毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、
医学部をめざす君の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。
このコースはまた
医学部入試の面接試験や小論文の背景知識を涵養する上で最高の対策となります。
講義の中では本場仕込みの医療系の英語や、
数学や理科のワンポイント・レッスンが飛び出すかもしれません。乞う、ご期待!

全9回コース(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)
     
     第8回 11月10日


対象:医学部受験生(セント・メプレス生に限る)

詳細はセントメプレスまでお問い合わせください。
052‐733‐3234


各回のテーマ

1:日本の医療と世界の医療<アメリカの医療との比較を中心に>・・・終了
2:日本の医療の水準と医師数、新設医大も含め・・・終了
3:日本の予防医療とワクチン政策・・・終了
4:医薬品・医療機器産業の現状と医療イノベーション・・・終了
5:私の経験した海外医療ボランティアとメディカルツーリズムを考える
6:日本の科学技術政策その1<再生医療の実態と展望を中心に>
7:日本の科学技術政策その2<先端医療と抗加齢医学の実際>
次回⇒8:日本の医療の諸課題、医療と政治
9:日本の医療の課題と展望~今までの総括も含め~
  1. 2014/11/02(日) 00:00:01|
  2. 安達雄大
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

安達雄大受験雑考 その三

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頑張れ、あいこちゃん!

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セントメプレス夏期合宿の安達雄大先生

医学部&名門難関大受験St.メプレスのホームページ

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こんにちは。
一部ではキューティ安達と呼ばれている安達雄大です。

大学・学部を選ぶ際に、
大事にすべきものは、何だろう?

大抵の場合に持ち出されるのが、「将来のヴィジョン」。
将来何をしたいか。社会に出てからどんな仕事に就きたいか。
そうしたことを受験生のうちから見据えて、そのヴィジョンに合わせた大学選びをすべきだ。
将来の自分のヴィジョンが明確に描けていないと、
日々の勉強にもモチヴェーションだって上がらないぞ?
・・・。

正直、こういうアドバイスを聞いていると、
何だかとてもアナクロな説教を受けているような気分になってくる。

将来のヴィジョンが決まっていることは、素晴らしいことだと思う。
やりたいことがある。
そのやりたいことにまっしぐらに突き進む生活がある。
これは、本当に素晴らしいことだと思う。

しかし・・・だとしたら・・・だとしたら、だ。
将来のヴィジョンが決まっていないことは、悪いこと、あってはならないことなんだろうか?
やりたいことも分からないままに曖昧に勉強していくことは、ダメなことなんだろうか?
そもそも、現代日本において、十代のうちから「将来のヴィジョン」なるものを描くことは、そんなに簡単だろうか?

家系・・・親の稼業・・・地域柄・・・身分・・・
そういった様々な外的要因によって「人生」が決められていた旧社会。
現代は、そうした旧社会とは違う。
現代は何にでもなれる社会だ。
何にでもなろうとできる社会だ。
そして、社会の方も多様な価値観を受け入れ、
受け入れられた価値観に応じて社会的な生き方の形も多様化している。
そんなこんなで、「人生」の選択肢が、
意志と能力と努力と世相の組み合わせの中で、無数に広がっていく社会だ。
そんな複雑な社会の中で、さて、「将来のビジョン」・・・。
・・・そんなに簡単に決まるものかねぇ?

僕自身は、人生に迷いまくった。
時間にして人の数倍くらい、社会に出る前に徹底的にグズグズした。
今から思うと「ただの迷走」としか思えないような時期もあった。
結局「人生」なるものがある程度の形をとったのは、三十になる直前だ。
そんな僕だからかもしれないけれど、
「ヴィジョンがあってこその勉強!」という教条を聞くと、
やっぱりなんだかアナクロだなぁ~・・・という印象を抱いてしまうわけだ。


「将来のヴィジョン」が決まっている、見えている君、
君は幸福だ。それに向かってまっしぐらに突き進みなさい。

そして、そうでない受験生諸君、
君達は、まずは今の時点で自分が好きなものをやりなさい。
好きな教科、好きな科目・・・そこから見えてくる、興味の湧く名前の学部・・・。
将来の君ではなく、今の君が惹きつけられているものの導きに従いなさい。
「人生」を決められないままでいる自分を、苦に思わなくていい。
この複雑な社会では、多分「将来のヴィジョン」なんて、そう簡単に決まらないから。
まずは、その好きな何かをやってみること。
その何かが、次の何かを決めてくれるから。

その導きの中で見つかる、人生スパンの何か。
それが何歳の時にやって来るかは、分からない。
それは受験を通過してから、もっともっと先のことかもしれない。
(くどいようだけど、僕の場合は三十手前でした。)

でも、必ずやってきます。
そういうものが見えてきたら、それを絶対に逃さないことです。

以上、大学選び、学部選びで困っている君への、メッセージでした。

2014年8月18日記





プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
メディカル・レクチャー
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。


講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、
毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、
医学部をめざす君の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。
このコースはまた
医学部入試の面接試験や小論文の背景知識を涵養する上で最高の対策となります。
講義の中では本場仕込みの医療系の英語や、
数学や理科のワンポイント・レッスンが飛び出すかもしれません。乞う、ご期待!

全9回コース(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)
     
     第7回 10月6日


対象:医学部受験生(セント・メプレス生に限る)

詳細はセントメプレスまでお問い合わせください。
052‐733‐3234



各回のテーマ

1:日本の医療と世界の医療<アメリカの医療との比較を中心に>・・・終了
2:日本の医療の水準と医師数、新設医大も含め・・・終了
3:日本の予防医療とワクチン政策・・・終了
4:医薬品・医療機器産業の現状と医療イノベーション・・・終了
5:私の経験した海外医療ボランティアとメディカルツーリズムを考える
6:日本の科学技術政策その1<再生医療の実態と展望を中心に>
次回⇒7:日本の科学技術政策その2<先端医療と抗加齢医学の実際>
8:日本の医療の諸課題、医療と政治
9:日本の医療の課題と展望~今までの総括も含め~
  1. 2014/09/21(日) 01:15:00|
  2. 安達雄大
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安達雄大受験雑考 その二

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大学受験国語・医学部小論文指導の俊英 安達雄大先生

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駅でお昼ご飯を食べていたら、

隣の席で、二十そこそこの医学生が二人で、

机いっぱいに書籍を広げて、定期テストの「ヤマ当て」をしていた。


ちなみに、僕は、

「ヤマ当て」という行為そのものに否定的だった。

「ヤマ当て」だぁ?

そんなものは「全範囲を勉強する」という至極当然の行為を回避すべく陥る怠惰じゃないか。

そんなヒマがあるなら、全範囲やればいいのに・・・。

という、侮蔑の思いを持って、二人のやり取りに耳を傾ける。


「○○細胞の数を考えたら、試験日までに暗記できない・・・」

「あの授業の終わりでのコメントは、ここが出るっていうサインじゃない?」

「一通り本を漁ってみたんだけれど、この領域のコアになっているのは○○と△△」

「・・・ってことは、そこをおさえておけば、試験当日の思考で何とかなるよね」

「要はさ、課題の量と試験日までの日数を考えれば、

先生の言いたいのは思考と暗記の組み合わせで乗り切れってことでしょ?」

「・・・」

「・・・」

「・・・」


こんなやりとりを延々と聞いているうちに、

僕の中での「反ヤマ当て感情」が、急速に萎んできた。

「ヤマ当て」=「倒錯的な怠惰」という図式が、揺らいできた。

ヤマのはり方が、普通じゃない。

高度に戦略的で、高度に情報分析的で、高度に論理的だ。

授業での先生の示唆から、自分で調べた知識や情報まで、

与えられている情報を総合的に捉えて判断を下す知的営為があった。

自分で向き合って、自分で考えて、自分で判断する姿勢が、むしろステキ・・・。

昼食をたべおわるころには、

「知的営為は、たとえヤマあてであっても生産的だ」と自分の認識を書き換えた。


おそらく彼らのヤマは、いくつか外れるだろう。

ヤマとはそういうものだ。

でも、彼等は試験の結果に納得するだろう。

ヤマが外れたことにさえも。

もっと言うと、彼らは、試験を通過して単位を手にするのじゃないだろうか。


もちろん僕は、ヤマ当てを肯定しているのではない。

「何をやったらいいですか? ― それをやれば受かるんですね?」

こういう低レベルな思考停止のヤマとは次元が違う。

そんなものは知的営為とは何の関係もないし、

第一他人のヤマに隷従しているだけだ。

僕が言いたいのは、

ヤマ当てであれ何であれ、そこに自分なりの思考や苦闘があるのなら、

結果がどうであれ、自分で納得できるだろうし、

何よりも意味あるものとして自分に返ってくるだろう、ということです。


ともあれ、いい勉強になりました。

医学生よ、ありがとう。

2014年8月4日

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ラ・サール五稜郭高田と



プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
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最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
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歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

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単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

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その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

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1:日本の医療と世界の医療<アメリカの医療との比較を中心に>・・・終了
2:日本の医療の水準と医師数、新設医大も含め・・・終了
3:日本の予防医療とワクチン政策・・・終了
4:医薬品・医療機器産業の現状と医療イノベーション・・・終了
5:私の経験した海外医療ボランティアとメディカルツーリズムを考える
次回⇒6:日本の科学技術政策その1<再生医療の実態と展望を中心に>
7:日本の科学技術政策その2<先端医療と抗加齢医学の実際>
8:日本の医療の諸課題、医療と政治
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。旺文社大学受験ラジオ講座元パーソナリティ。

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