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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

吉田統彦先生の医気軒昂17


Medical Tourism(メディカルツーリズム)を考える
その3 インドのMedical Tourism<甲>

現在のインドは世界でも非常に安価で信頼性の高いヘルスケアを誇ります。
コストは総じて米国の1/10程度(別表参照)であり、
ニューデリー、ムンバイ等の主要都市の病院は近隣諸国に加え、
米国等からのMedical Tourism目的の渡航者を数多く惹きつけています。
インドのMedical Tourismは膨大に増加する外国人患者に対応する能力があることで、
活気のある新成長産業への発展が期待されています。
同時にMedical Tourism関連の法整備も急速に進められ、
1年間滞在の医療ビザが迅速に発給されるようになり、
米国人やカナダ人渡航者へのビザ発行手続も迅速化されました。

インドのMedical Tourism は2011年現在約7億USドルで、
世界のMedical Tourism Marketに占めるインドの比率は約1.2%と推定され、
現状では決して大きくありません。
実際、現時点では医療サービスを求めてインドへ訪れる渡航者の半分以上はバングラデシュ、
パキスタンなど近隣諸国の患者です。

世界のMedical Tourism Marketの患者供給サイドの1/4を米国、英国、中近東が占めていますが、
これらの地域からのインドへの渡航者はまだ12%程度に過ぎません。
しかしながらインドを訪れる外国人患者は2002年以降、毎年24%以上のペースで伸びており、
既に延べ50万人以上が入国したと見られています。

次稿で述べるニューデリーのアポロ病院では
2005年にはアジアからの患者が外国人患者の8割を占めていましたが、
2011年現在では7割が南アジア以外からの患者となったとの報告もあります。

CII (Confederation of Indian Industry) and McKinsey 調査によれば、
インドのMedical Tourismは数年以内に20億USドル以上の産業へ成長し、
更にインドには年間100万人以上の外国人患者を受け入れる潜在能力があり、
それがフルに活用されれば、
年間50億USドルの外貨収入が得られる巨大成長産業となり得るとしています。

先述したようにインドで治療を受ける最大の魅力は安価な医療費にあります。
例えば、インドでの心臓バイパス手術の費用は、
家人等の付き添い1人を含む個室での滞在費を含め、
8500USドル程度で、米国で同様の治療を受けた場合は一般的に10万USドル以上になります。
総じてインドでの医療費は米国の10~20%程度と認識されており、
次稿で詳細を述べるアポロ病院グループでは、
約150種の典型的な疾患別に手術の難易度に応じた手術・入院費用を
包括的に定めた料金表を事前にe-mail等で外国人患者に提示しますが、
平均で5000USドル前後、最高の移植手術でも3万USドル程度となっています。
加えて医療の質の面でも、Medical Tourismに携わる医師の多くは米国での診療経験も積んでおり、
米国本国に比べても遜色ないと言われています。
世界的に見てもインド人医師の技量の水準は高く、
インド国外で活躍するインド人医師の数は 6万人にも上っています。
インド政府人材開発省の発表によると、
2008年現在で英国では外科医の40%がインド人医師で占められており、
米国においても 10%超える外科医がインド出身者だと言われています。

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確かに私がJohns Hopkins大学に勤務していた際の隣人はインド人医師でしたし、
多くのインド人医師が医療の現場で活躍していました。
彼らの英語は巻き舌で私にとっては大変聞き取りにくいものではありましたが。

余談ですが、同発表では、米国航空宇宙局(NASA)の科学者の中の36%がインド人であり、
米国の博士号保持者の38%はインド人で占められ、
米マイクロソフト社の職員のうち34%がインド人であるとの事です。

2009年現在でインドの医師数は65万人(2009年現在、日本は約27万人)で、
人口千人当たり0.55~0.6人とわが国の2.1人と比べると1/4~1/3のレベルに留まっています。
しかしながら、国内に300校ある医科大学の卒業生は毎年約3万5千人(日本は9千人強)に上り、
急速に増えています。
加えて、外国への移住や就労ビザの取得が難しくなってきたため、
英国などからインドへ帰国する医師も増えている現状もあります。
多くの専門家は今Medical Tourismで最も注目されている国はインドであり、
その源泉は豊富な人材力であると分析しています。
次稿ではインドのMedical Tourismの雄であるアポロ病院グループとニューデリーのアポロ病院に関して考察します。


元衆議院議員 医師 吉田統彦拝





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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

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  1. 2015/07/31(金) 00:00:01|
  2. メディカルツーリズム
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藤田保健衛生大学医学部個別相談会

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前野先生をお迎えしていささか緊張気味の五稜郭高田(左)



7月26日(日)、午前11時から午後4時まで、

藤田保健衛生大学医学部前野芳正准教授を当校にお招きして

2016年度入試個別相談会を開催しました。

前野先生にはセント・メプレス設立前からお世話になっており

毎年恒例の藤保説明会に5年連続でお出ましいただいています。

今年も生徒一人ひとりに合わせて

面接試験の助言や人間味あふれる激励の言葉を掛けていただきました。

生徒はもちろん同席された保護者の方も

先生のお人柄に触れて藤田保健衛生大学に一層好ましい印象を持たれたと思います。

前野先生、ありがとうございました!


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前野先生はウィルス学の権威 

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前野芳正先生、懇切丁寧な説明をありがとうございました!



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
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彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
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ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

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描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

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そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

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講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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  1. 2015/07/28(火) 00:00:01|
  2. 藤田保健衛生大学
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花城勇人の名大医学部物語11


今日の夕飯は何を作ろうかと、
チラッと気になりながらキーを叩く僕が今回書くテーマは…ずばり料理です。
料理というのは受験勉強に似ていてね…などとは言いません、
今回はただの男子大学生のお料理事情です笑。

僕はほぼ毎日自炊していますが、理由は2つあります。
ひとつは料理が好きだから、
もうひとつは大食漢の僕が外食すると代金がとんでもないことになるからです。
そしてどちらかと言えば後者の理由の方が大きいですね…

さて、普段僕がどんな料理を作っているかというと、
あまり凝らない簡単でボリュームのある料理、
というのが素晴らしく的確だと思います。

具体例としては、昨日作った親子丼と、
野菜不足を嫌った小松菜とベーコンの煮浸しといったところでしょうか。

なぜ僕が簡単な料理にこだわるかというと、それは僕が極度のめんどくさがり屋だからです…
僕に質問をしてくれた生徒さんはお分かりかと思いますが、
「この問題は解法が2つあるけどこっちはめんどくさいからそっちでやろうか」とか、
「計算は基本的に面倒だから、こういうテクニックを使うといいよ」
とかいった言葉を多々耳にしたことがあるかと思います。

(数理的な定理や公式が’’めんどくささ’’を嫌ったことから生まれたという話があるくらいなので、
あながち間違った態度ではないであろうと擁護しておきます…。
時短は受験では一つの武器になりますので!)

そんなめんどくさがり屋の僕でも、友だちが来た時とか、何かしら記念日の料理を作る時だとか、
そういった状況が必ず生まれます。
こうしたときには、「実際作ると簡単なのに、作るのが難しそうに見える料理」を作ります。
例えば、僕が世界で一番好きな料理であるイタリアンでは、
前菜ではカプレーゼ、メインではカルパッチョとかがそれに当たりますかね。
カプレーゼはトマトとモッツァレラチーズを切って並べて、
そこにバジルの葉を散らすだけです!
カルパッチョは肉を使う場合は前の日にほんの少し仕込まなければなりませんが、
これも並べてオリーブオイルやレモンソースをかけてバジルでも散らせばオッケーですね!
(肉の代わりにサーモンを使えば仕込みは要りませんね。)
書いていてふと思ったのですが、
僕の家でカプレーゼとかカルパッチョを振る舞われている人がこの記事を読んでいたらまずいですね…笑

受験生の皆さんがもし名古屋から遠い大学へ進学されることとなり下宿をするとなった場合、
さらにご自身が大食漢だと自覚されていて極度のめんどくさがり屋だと自負がお有りなら、
難しそうで簡単な料理に挑戦されることをお勧めいたします。

名古屋大学医学部医学科4年 花城勇人

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これは貴重な画像!入学式の花城君です(*^▽^*)



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  2. 名古屋大学医学部
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AMU友理恵の女医玉物語2


こんにちは。

愛知医科大学医学部1年の西澤友理恵です。

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二十歳になりました!

今回は大学生活全般のことについて書きたいと思います。

愛知医科大学に入学して4ヶ月経って、少しづつですがやっと大学生活に慣れてきました。
(この場合の慣れる、というのは、
毎日の生活に何とかしがみついて暮らすことができるようになったという意味です(笑))

大学での生活は高校までの生活や浪人生活とは全く違います。

毎日の授業はもちろんのこと、
部活やバイト、車校や遊び、人間関係
(大学での人間関係は一人暮らしの人が多いこともあってか、高校までよりも濃いように思います。
特に先輩との繋がりは高校時代よりも遥かに濃く、色んなところに遊びに連れて行ってもらったり、
部活や勉強のことを教えてもらったりと、
本当に無くてはならないありがたい存在です)
などなど色んなことが常に生活を取り巻いています。

また、一人暮らしというのも大学ならではで、私が苦労していることの1つです。

今までお手伝い程度にしか家事をしてこなかった私にとっては
毎日ご飯を作ったり(外食やコンビニが多いのは内緒です。笑)
洗濯をしたり掃除をしたりするのは一苦労です。

一人暮らしをし始めた人がよく言うことですが
お母さんのありがたみを本当に感じます。
一人分の家事でもこんなに大変なのに
仕事をしながら家族全員分の家事をしていたお母さんは本当にすごいなぁ…と。
もっとお手伝いしとけば良かったという後悔と、感謝の気持ちで毎日を過ごしています。

色んなことを考えながらあたふたと毎日を過ごしていると
浪人時代に勉強のことで悩んでいる私に
「浪人生なんて勉強だけやってりゃいいんだから良いじゃない、
大学生になったらもっと色んなこと考えなきゃいけないし、
そんなに考えすぎることないよ」と言ってくださった先生がいらっしゃったのを思い出しました。

本当にそのとおりだと思います。

受験期は精神的にも体力的にも本当に大変だと思いますが、
勉強のことだけ考えて勉強だけしていても許されるありがたい期間でした。

今受験生の皆さんがこの記事を読んでも実感わかないだろうけど、
来春皆さんが無事に合格して
大学生になった時に実感してくれることを願っています。

ここまで読むと、
大学生活がただただ大変で忙しい毎日のように思えるかもしれませんが、
それだけを伝えたいわけじゃないんです。

大学生になったら、
色んなところに先輩方に遊びに連れて行ってもらったり
友達と遊んだり、新しい趣味を始めたり、
医学やそれ以外の学問も含めて自分の好きなことを学んだり…
と一気に世界が広がります。

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有名なマウンテンで

遊びにおいても、高校までとは全然違い、
行動範囲も広がって色んなことができます。

やらなきゃいけないことも沢山ありますが、
やりたいと思うことはやろうと思えば何でもできるんです。

色んな可能性を秘めたこれからの6年間が楽しみでなりません。

皆さんにも早く大学生になって色んな世界を見て欲しいと思います。

今のうちから大学生になったらやりたいことを色々考えて
勉強へのモチベーションにするといいと思います。

応援しています。
頑張ってください^^




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講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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  1. 2015/07/24(金) 00:00:01|
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キング・オブ・ロマンス加藤祐貴の名医への道2


いつも勉強の話しかしていないので、たまには全然違うこと書きますね。

青春時代、どう過ごされましたか?僕は、下のような部屋で過ごしていました。

加藤青春


三食付で月約70000円。
僕の母校、鹿児島ラサールの寮です。
奥に見えるのが勉強机とイス。
手前がベッドという名の畳一畳です。
この上に布団敷いて寝ていました。
凄まじいでしょう?

フリースペースほとんどゼロ。
ちなみに壁はコンクリむき出しです。
ちなみにクーラーは温度調整効きませんよ。
on/offのみです。
桜島の火山灰がすごくて、床は気を抜いたら火山灰まみれです。
(窓を閉めても入ってきました。)

みなさんとは違う高校生活を送ってきたと自信を持って言えます。
男だらけの青春。
高校時代話した異性の95%は、洗濯をしてくれるおばちゃん、ご飯作ってくれるおばちゃんでした。
悪いことはあんまりしませんでした。
遊泳禁止のプールに忍び込んだり(バレたら飛行機で自宅に送り返されていたかもしれません。)、
病気のふりをして学校休んだりしたぐらいです。
同級生の方がもっと悪いことしてました。

ここで、メプレスの生徒さんは、「なんや、加藤の青春たいしたことあらへんなー。」
って思うかもしれませんが、それは違います。
僕は自信を持って「同級生と朝一緒に起き、飯を食べ、部活をし、
みんな(550人ぐらいが)入った結果汚くなった風呂に入り、
勉強をし、ときにはさぼり、寝た。それがぼくの青春だ。」と言えます。

みなさんは青春真っ只中です。
大学生、大人になったときに、
「これが自分の青春だ!」と自信を持って言えるようになりましょう!

            名古屋大学医学部3年 キング・オブ・ロマンス加藤祐貴




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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
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  2. 名古屋大学医学部
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国政直記の直球一本勝負 その五


皆さんこんにちは。
直球一本勝負、国政直記です。

今回のブログテーマは「自分がどう他人から見られているのか」についてブログを書きます。
少し塾生への叱咤激励からはテーマを離れて、最近私が気をつけていることを文章に落としこんでみます。

さて、みなさんは他人からの評価を気にするタイプですか?
それとも、マイペースな性格ですか?
私の自己評価は、マイペースな性格です。
細かく自分を振り返ると、
マイペースというよりも他人から自分がどういう評価を受けるのかということに
あまり関心がないのかもしれないなぁと感じています。
他人から悪い評価を受けることにあまり抵抗がなく、
自分がやりたいと思ったことはとにかくやってみる性格でした。

私は今年で26歳になりますが、20代の前半に起業や政治活動をやってみて、
「あぁ、他人から自分がどう認識されているのかを意識することは大切なのだな」と反省しました。
10代、20代の前半は何をどうやっても周りの大人や社会に保護されていて、
なおかつそれが当然であると認識していました。
一言で言えば、環境に生かされているという認識にかけていました。
世間知らずですから、自分一人で何でもできると錯覚していたようです。

それが加齢とともに段々と大人の階段を登るうちに、
失敗をして身の程を知り、周りに助けられて、
「あぁ、自分は一人で生きているわけではないのだなぁ」ということに気がつきました。
それに気づけば、「じゃあ、自分はどのように振る舞うべきだろう」と
他人の評価を意識しながら行動ができるようになります。
悪い評価を自ら望む人は少数ですから、
必然的に良い評価を受けやすくなりますよね。

それに加えて、他人からの評価を意識することは、
自分の立ち位置を客観的に捉えて適切な判断がしやすくなります。
以前は、他人から「〇〇したほうがいいよ」、とアドバイスをもらっても
「俺は俺だ。自分のやり方でやる」という行動が多かったです。
他人の評価を気にするようになってからは、
「ああ、この人は私のことを□□として認識していて、だから〇〇だと言うんだな」
と落ち着いて意見に耳を傾けることができるようになりました。

塾生の皆さんもいろんな経験を通じて
学力も人間的な魅力も同時に高めていってくださいね。
期待しています。

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在りし日の山本兼一



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花城勇人の名大医学部物語10


先日、韓国でのMERS大流行が世界中を震撼させる一大ニュースとなった。
普段はニュースの話などしない医学生の僕らも、
この話題にはすぐさま飛びついて口々に議論した。
こんなにも名大の医学生が外の世界に関心を向けるのは、
STAP細胞の(嘘)発明以来であり、医学を志した学生の集団であることを久々に実感した。
今回はMERSについて一通りの知識を共有したいと思う。

まず、MERSとは、Middle East Respiratory Syndrome 、
中東呼吸器症候群の略称である。
MERSコロナウイルスの感染によって発症する感染症で、
2012年に中東のサウジアラビアで初めて観測された呼吸器疾患であることからこの名がついた。
致死率は4、50%と非常に高く、自覚症状は少なく、
肺炎様の症状が突然発症することから非常に重篤な疾患であることがわかる。

ところでMERSと似た名前でSARSという感染症が2002年ごろ流行したのを覚えておいでだろうか?
これは同じくコロナウイルスによるものだが、
コロナウイルスのなかでも別種のウイルスによるもので、
致死率も10%程度と低かった(致死率10%は恐ろしい疾患であるが、MERSと比べれば低い、というだけに過ぎない)。

致死率の比較的低いSARSでさえあれだけの騒ぎになったのだから、
今回のMERS流行がいかに危機的な状況かはお分かり頂けるであろう。

緩慢な対応で後手後手に回りMERSの感染拡大に見事に失敗した朴政権も
反日運動などしている場合ではないと強く訴えたいものだ。
MERSの自然宿主はコウモリやラクダであるとされているから、
これらの動物には近づかないことが最重要だ…日本に生息していればの話だが。
(ウイルスや細菌がある動物の体内で感染、生活していても、その動物には疾患を起こさない場合、
その動物のことを自然宿主という。
有名なO-157、腸管出血性大腸菌は、牛を自然宿主とし牛には何の害もないが、
これがヒトに感染すると出血性大腸炎という重篤な疾患をきたす。)

今のところ韓国内にMERSに感染した外国人が入国したという情報はないから、
自然宿主と接触した可能性は否定できず、
韓国の人々が一体どんな生活を営んでいるのか非常な興味がある。

さて、ここからは少し高校生物の話に絡めてMERS問題を捉えていきたい。
今回のMERSの病原体はコロナウイルスであることは先に述べた。
つまりはウイルスによる疾患なのである。

ここでまず、「ウイルスと細菌の違い」について学んでおきたい。
ウイルスは自己増殖できず、感染動物の細胞内に寄生して生活するのに対して、
細菌は自己増殖でき、細胞外で生活する。
ウイルスは生物とすら呼べず、疾患を起こす無生物=単なる物質の集合体ととらえた方が適切だ。
細菌は細胞外で生活するため、薬が効きやすいが、ウイルスはそもそも薬が存在しない。
したがって、今回仮にMERSがパンデミック(世界的大流行)を起こした場合、
特効薬の開発が難しいため、事態は相当に深刻だ。

今回はMERSについて述べてきたが、これから受験を控えている、
というよりまだまだ残り長く人生が続く受験生の皆さんが、
夏休みに韓国旅行に行ったりコウモリやラクダと触れ合わないことを切に願う。

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名大医学部3年後期の基礎医学セミナー研究発表会口頭発表部門で見事2位に輝いた花城君は後列右から3人目。



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金医の国のワンダー・アリス 2

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友人(左)と金沢の街を闊歩する愛里寿ちゃん


みなさんお久ぶりです!
金沢医科大学1年の酒井愛里寿です。
今回は夏を迎える前にあたってのアドバイスを書かせて頂きたいと思います。

夏は受験生にとって大切な時期です。
たとえ大きな成績の上昇はみられなくとも
合格したときに必ず夏の勉強が合格という結果につながったということが実感できるでしょう。
そう信じてこの夏勉強を続けて下さい。

この夏がメプレスの生徒の皆さん一人ひとりにとって有意義なものになるように去年を振り返って
良かったと思ったことを書いていきますのでぜひ参考にして下さい。

理科がよっぽど苦手でない限り英語、数学の勉強時間を増やすことをお勧めします!
英語、数学は時間をかけないと本質が理解できません。(つまり成績が伸びない)
夏に十分に時間をかけて本質を掴んで秋から過去問に取り組めるだけの基礎学力をつけましょう。

全教科基礎の確認をしましょう!
英語は中野先生からいただいた英文を精読を何度もしました。
読んでいる文章に出てくる単語や文構造を徹底的に追跡し完璧にわかるまでこだわって読みました。
今でも文の内容を覚えているくらいです。
また今まで単語帳もやっているつもりになっていたことを反省し、
ひとつひとつ丁寧に派生語も含めて覚えました。
電車の中でしか単語帳はやっていませんでしたが
コツコツ積み重なっていき夏が終わるころにはかなり自信がつきました。
文法も問題集を一つ決めて納得がいくまで極めました。
中野先生に質問の嵐を浴びせかけていました。

数学は今までの問題集の問題が理解できているのかのチェックをしました。
一つ一つ丁寧に解法を確認していきました。
計算は時間の無駄なのでやりませんでした。
わからなければ高田先生やチューターの方に質問をして理解しました。
一日少しずつ復習をしていきお盆前にはすべて終えました。
大学受験の数学は暗記でなんとかなる部分が大きいためかなりの自信につながりました。
残りの夏の期間は簡単な入試問題を解き応用力をつけました。

理科は基本問題の確認と同時に少しずつ応用問題にも取り組みました。
基本問題は丁寧にやりつつも時間をかけすぎずにサクサク確認していきましょう。
もちろん計算の部分は省きました。

全体を通して言えることは丁寧に落ち着いて勉強することが一番です。
まだまだ時間はあります。
焦らずじっくり出会った問題を大切にして下さい。
何か質問があれば何でも聞いてください!

大学ではたくさん自分の時間ができます。
自分のやりたいことが思いっきりできます。
楽しいこともたくさんあります。
大学でのキャンパスライフを想像してモチベーションを上げていきましょう!

ではまた!


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部活は硬式テニスです


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みんなで行ったUSJ






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  1. 2015/07/14(火) 00:00:01|
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素直さは伸びる力


素直さは伸びる力だと思う。

先達のアドバイスをまずは受け入れてやってみる。

この姿勢なくして大成することはまずないのではないか。


徒然草第五十二段の有名な結び、

「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」も

学ぶものに素直さがあって初めて生きる言葉ではないか。


実際、どれほど素晴らしい先達に恵まれても

自分がその先達の指導に素直に従う気がないのであれば

先達がいてくれる恩恵は無きに等しいものとなる。


千利休の教えをわかりやすく和歌にまとめた「利休道歌」の中に

「規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」、

というものがある。

これはおよそ学芸や武道においては

「先達から教わった規矩(手本・規則)をまずはしっかりと守り(守)、

そこに自分なりの工夫を加えて変化させ(破)、

さらに己を高めて形にとらわれない域に達しても(離)、

先達から習った基本(本)は決して忘れてはならない」という意味である


このような守・破・離(しゅはり)の考え方は

受験勉強にもおおかた当てはめることができる。


自分なりの工夫を凝らすのはもちろん大切なことだ。

しかし、それは、まずは徹底的に教わった通りにやるという大前提があってこそ

成立する話なのである。


曰く、まず初めに素直さがあらまほしき事なり。

                                          中野俊一拝



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

yamamoto.jpg
在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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吉田統彦先生の医気軒昂16

DSC_0878~2~2
『未来の医師養成講座』講義中の吉田先生


Medical Tourism(メディカルツーリズム)を考える:その2

近年におけるMedical Tourism(メディカルツーリズム)は
最上級ホテル並みのアメニティーとファーストクラスのサービスに囲まれた環境の中で、
高度な医療を低価格で受診できることを目的としています。

特に医療費が高額なアメリカの患者を中心に、
医療費の安いアジア諸国の医療機関で治療を受けるMedical Tourism が活発化しています。

現在の世界市場規模は、200億ドルを超えており、
数年以内には400億ドルにまで拡大するという試算もあります。
現在の対象は主に医療費の高いアメリカ人や中東の富裕層、
最近は中国の富裕層もMedical Tourismを利用する機会が増えています。
彼らの渡航先として最も古くからそして活発に受け入れているのはインド・タイ・シンガポールの三ヵ国です。
これらの三ヵ国では国際的に患者を受け入れるに必要な条件を備えた病院として、
世界中どこでも通用する基準や指標をもとにした「患者安全」「感染管理」「医療の質」などの諸条件をみたし、
JCI(Joint Commission International、国際病院評価機構)の認証を受ける病院が古くから存在します。

JCIの説明の前に、医療機関での第三者評価の始まりは、
アメリカ ハーバード大学の外科医アーネスト・コッドマン教授(E.Codman 1869−1940)が
「自らの診療行為を第三者の医師に評価してもらいたい」との発想から
1910年、外科手術患者の退院後の追跡を行い、
診療の質を結果によって評価するシステム(End-Results system of hospital standardization)を
考案したことが発端であると考えられます。

その流れを受け継いで1951年にアメリカ外科学会、内科学会、病院協会、医師会、カナダの病院協会の
5つの団体が理事者となり、
非営利組織JCAH(Joint Commission on Accreditation of Hospitals、病院認定合同委員会)を結成し、
認証事業を行い、その後1987年にJCAHO(Joint Commission on Accreditation Healthcare Organization)、
2007年にはTJC(The Joint Commission)と改称し、
20500以上のHealthcare Organizationの認証をし、現在にいたります。

その中で1994年、国際部門として国際非営利団体JCIが設立され、
現在までアメリカ国外の医療機関の評価に着手しています。
JCIの本部はシカゴにあり,ミラノ,ドバイ,シンガポールに支部があります。
日本でも現在でこそ大学病院では埼玉医大、私立病院では亀田総合病院(日本初)、
公的病院では済生会熊本病院を皮切りに取得が進んでいますが、
平成24年度現在では世界50か国で450の病院が取得しているにもかかわらず、
日本ではわずか3病院しか取得していませんでした。

次稿では、インド及びタイのMedical Tourismの現状を考察していきたいと思います。

元衆議院議員 医師 吉田統彦拝

講義7
ノブレス・オブリージュの風が吹き渡る吉田教室




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紅萌ゆる吉野由宏の桜満開日記 その十一

sakuara満開

こんにちは。数学・化学の吉野由宏です。

前回に続き、模試の話です。
5月に受けた模試の結果が返却されました。
返却された結果の見方についての話をします。

・復習
本来ならば、模試を受けた直後がいちばんやりやすいでしょうが、
そのときにやっていなければ、返却時に復習をするのがよいでしょう。
すべての問題について、しっかり見直すと時間がかかりますから、
現時点で自分ができなければならない問題だけに重点を置いて復習すること。
選択問題については、模試当日には解かなかった問題も、見る価値があります。

・自己採点結果とあっているか
マーク模試はセンター試験本番の予行演習と考え、
模試当日には自分の解答がわかるようにチェックし、
帰宅後すぐに自己採点をしておきます。
結果が返却されたら、自己採点と照合してください。
自己採点が完璧にできている受験生は1割~2割くらい。
相違点が見つかれば、必ず裏面の採点シートを確認すること。
センター試験本番で自己採点のミスがあれば非常に困ります。

・記述の配点、部分点のチェック
模試と本番では採点のしかたが異なるので、
完全に信頼するわけにはいきませんが、
特に現役生は、どういう部分で得点が与えられ、どういう部分で減点されているかをチェックしましょう。
解答冊子に得点の基準が書いてあり、返却された答案にも部分点が記載されています。
答えは合っているのに減点されているケースは必ず理由を納得すること。

・事前の目標得点との相違
マーク模試の場合、各分野の目標得点をおおまかに定めておき、
結果と比較するのもよいでしょう。
ただし、記述模試の場合、“たまたまできた/できなかった”というのも多いので、
得点が安定するまでは、あまり気にしなくてもよいでしょう。

以上が、模試が返却された際に留意すべき点です。
せっかく1日かけて受けたのですから、
これまでの学習を反省し、今後の学習に生かす機会になればよいと思います。




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花城勇人の名大医学部物語9


コンクリートのコートに反射した日光がじりじりと僕らを焦がす午後を避け、
比較的涼しい早朝にテニスの練習をしていたつもりでしたが、
ここ2週間ほどで朝方もめっきり暑くなってきてしまいました。
焼けるような暑さの中ラケットを振りぬく毎日を過ごしています。
 
さて今回は、最近個人的に興味を寄せている英語の学習について、
高校までと大学入学以降の違いを見ていきたいと思います。
 

高校で行われる日常学習では、文法や単語の学習をもとに、
教科書に掲載された小難しいテーマの長文を読み解いていく、
というのが僕が高校3年間に授業を受けた感想です。

テーマのレベルとしては中学の国語のような内容であると感じました
(内容が中学レベルとは言っても、英語だと途端に難しくなりますよね…)。
もちろん、これは高校の授業で扱う教科書レベルの話であって、
受験においては、日本語で読み解こうとしても難解なテーマを出題する大学が数多くあることは、
みなさんの過去問演習などの実体験を通して明らかなことでしょう。

つまるところ、高校英語の最終的な目標は、難解な英文を読み解くための文法や単語を日々身に着け、
過去問演習を繰り返すことで、大学受験を突破することです。

「大学受験のために英語を学ぶのではない!日常で使えるようになるために学ぶんだ!」
とおっしゃる先生方もいらっしゃいますが、断じてあり得ません。
現在の高校英語のカリキュラムでは英語をペラペラに喋るようになることはもちろんのこと、
海外旅行先でレストランの料理を注文することも、
タクシーに乗って満足に会計することもできません。
ましてチップを払う際の会話なぞ、到底英語では表現できないでしょう。
多くの日本人がネイティブを前にして黙り込んで微笑むことしかできないのがよい証拠です。

しかし、日本がなかなかの学歴社会であり、
大学卒業資格を持つことが就職活動において比較的有利に働く現状があるなか、
大学受験を突破するための高校英語の重要性が
単なる一科目以上のものであることは否定しようのない強固な事実です。
メプレスにいらっしゃるプロ講師の方々との授業を通して、
確実に受かる実力を身に着けてください。
 
次に大学入学以降の英語について、僕自身の体験をもとに触れていきたいと思います。
僕は研究室に通っておりますので、海外出身の研究員の方や留学生と話す機会が多いです。
もちろん、英語で、です。
したがって、高校までの英語で読み書きが重要視されていたのとは大きく異なり、
聞く話す能力が問われているのだなと、入学直後から痛感させられました。
高校では話すための訓練はほとんどしませんでしたので、
最初は戸惑いましたが、より会話調に近いリスニング教材や、
日常会話表現を習得していくことで次第にコミュニケーションが取れるようになってきました。
これらの教材はわざわざお金を払って購入しなくても、ネットで探せばごろごろ出てきますよ。

さて、僕の体験から推測するにおそらく英語で会話する際に戸惑う原因は二つとあると僕は思います。

①.実際のネイティブの発音は高校英語のリスニング教材とは大きくかけ離れていること。

②.相手の言葉に対して言いたいことがあるものの、それを英語で表現できないこと。

以上の二つです。

まず①についてですが、先日エジプト出身の留学生とタクシーに乗った時の会話を例に挙げたいと思います。
その日は東山キャンパスの豊田講堂でワークショップが開かれたので、
彼女とタクシーで向かいました。
すると彼女が「豊田講堂の玄関で降ろして欲しい。」と言ってきました。
まずこれを英語でなんて言うかわかりますか?

Please let us off at the main entrance.

と彼女は言いました。

let って目的格補語に動詞以外のものでもオッケーなんだな、という文法事項はさておいて、
問題はこの文章がどのように聞こえるかです。
この文の中で特に聞こえづらい部分は、let us off at the です。
ここは、「レタソファザ」と聞こえました。
速い発話の英語は、前後の音がつながるので、
let us はレタス、us off はアソフ、off at オファ、at the はatのtとtheのtが重複するので、
前者が省略されてアッザとなり、つなげてレタソファザになるわけです。
高校英語のリスニング問題ではこれほど発話は速くないと思いますが、
実際の英会話では当たり前のように出てきます。
こういったところが聞き取れない原因なんでしょうね。

次に②についてですが、僕が冗談で、現実には不可能な実験を研究員の方に提案しました。
すると彼は「お手上げだよ!」と言いました。
お手上げ、英語で何というかわかりますか?
We can’t do that!でもいいのでしょうが、彼はIt’s beyond us!と表現していました。
beyond の持つ意味がよく表れている非常に面白い表現だなと感心しました。
このような日本語でよく使われるような単語でも、
意外とパッと出てこないよな表現はたくさんあると思います。
このような表現を学べるスマホ用のアプリは無数にあるので活用してみてはいかがでしょうか?

長くなりましたが、高校英語では大学受験に必要な学力を身に着け、
晴れて合格した暁には、使える英語にシフトしていけたら、将来のビジョンが広がるのではと考えます。

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さて花城君はどれでしょう? ちなみに五稜郭高田とプリティ中野は左端の人物ではありません。




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米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

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  1. 2015/07/06(月) 00:00:01|
  2. 名古屋大学医学部
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キング・オブ・ロマンス加藤祐貴の名医への道1


コツコツ型になろう。

お久しぶりです。

名大医学部医学科3年、セント・メプレス学生チューターの加藤祐貴です。

今回は詰め込み型とコツコツ型についてお話しします。

A君とB君がいるとします。

A君は理科を毎日45分。

B君は、週1で、315分理科をやったとします。

45分で覚えられる量をxとすると、315分で覚えられる量は、7xです。

忘却曲線と言うものがあって、簡単にいうと人は覚えたことの75%を一日で忘れます。

このことを踏まえてA君とB君を比較してみましょう。

まずB君が1週間後、次に勉強するときに覚えてる量は

(一日後には25%しか覚えてなくて、さらに一日後にはその25%しか覚えてないとしたら、)

7x×(0.25の7乗)=0.0004x

です。

対して、A君は、一日後の45分のうち半分を復習にして、

昨日やったことをもう一度、確実に、覚えなおしたあと、

残り半分で新しいことを覚えました。

そうすると、A君が1週間後に覚えてる量は、

(1+0.5+0.5+0.5+0.5+0.5+0.5)x×0.25=xです。

明らかにA君の方がお得ですね。しかもA君は復習をしっかりするので、

勉強し始めたら、忘れたことをまた覚えます。

なんかすごく嘘くさい話になってしまいましたが、

騙されたと思ってやってみてください。

今回は、

「どの科目でも、期間をなるべく空けずに勉強することの大切さ」を書いたつもりです。

皆さん頑張りましょう。

1435120916393.jpg
薬理学実習中のキング・オブ・ロマンス!


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愛知学院歯学部平井愛華ちゃんとキング・オブ・ロマンス!



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セント・メプレスのプリティ中野です。

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

yamamoto.jpg
在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
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眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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安達雄大の受験雑考 その九

adatitti.jpg
国語・小論文の安達雄大先生


単刀直入に、言う。
『絶歌』の出版・販売に、僕、安達雄大は徹底的に反対だ。
正確には、もう出版してしまった以上、
『絶歌』を世に出した太田出版の欺瞞と思慮のなさは、どこまでも糾弾されてしかるべきだ。


遺族への配慮を欠く・・・とか、
営利目的で「出版」という形をとったことへの説明不足とか、
もう各種コメンテーターの方々から言われていることには、全面的に同意。
それに加えて、もう二つ言わせてほしい。


一つ目。
そもそもなぜタイトルが文学志向・芸術志向なのかが、分からない。
何が「歌」だ。
「犯罪者」が、たちまち「作家」に・・・最悪の場合「芸術家」に変身してしまう。
ただの「いち犯罪者の反省文」を、『絶歌』なんていうタイトルで装飾してしまう。
そういう「色付け」に、太田出版の欺瞞が滲み出てしまっている。
本当に「純然たる社会的な価値」とか言うのなら、
『絶歌』なんていう、いかにも「売れそうな名前」ではなく、
一切の着色を取っ払い、「神戸事件の犯人の手記」にしなさいよ。



でも、以上のような事柄は、
今から申し上げる理由に比べれば、まぁ大した問題じゃない。
(以上のことだけでも十分に出版・販売停止に値すると思うには思うが・・・)

二つ目。
僕が『絶歌』の存在を否定する最大の理由は、
「どうせ大したことは書かれていないから」です。
今までになかった、括目に値するような新事実が、そこに書かれているとは思えないからです。

事件の残虐性、非人間性のあまりに、
「そこには何か特別な心理や経緯や生い立ちや世界観があるはずだ」と思い込むのは勝手だが、
罪を犯した理由なんて、そうそう簡単に説明つくのか?
例えばだけれど、
日常において、「殺意」に近い怒りや不満を覚えたことのない人間って、いるんだろうか?
突発的に相手に対して害意を抱いた・・・
日ごろから社会や家族に不満があり、ストレスを発散したかった・・・
そういう、人間だったら誰でも抱きそうな「殺意予備軍」的な感情が、
イロイロな条件をクリアしてしまい、
犯行という形で実現できてしまった。
そういう、「誰にでも起こりうること」が偶然生じただけのこと。
そんなものに、太田出版のどなたかがおっしゃるような、「社会的に特別な価値」はない。
絶対に、ない。
その程度のものを、「社会的な価値」というウソで取り繕っている、
その欺瞞が、気持ち悪い。

人は誰でも、「彼」になりうる。
「彼」のことを「自分ではない誰か」だと思い込んでいる人の方が、
「彼」よりもよっぽど怖い。
でも、今回の出版は、そういう人の存在さえ覆い隠してしまう。
『絶歌』にこびりついている「演出」のせいで、
そこに書かれているのは、「自分ではない誰か」の話になってしまうから。
自分自身には無関係な、「非日常的な絵空事」になってしまうから。


というわけで、
『絶歌』には、今までにいくらでもあったような犯罪者心理が書き連ねられているだけだから、
買っても、損ですよ?
誰でもいだきそうな感情をたまたま実現しちゃった人間の、誰でも抱きそうな感情が、
誇張され、着色され、活字として延々とダラダラ並んでいる、
そんなものが、誰かの手によって編集されて、
そして、おそらくそこでもまた「演出」されて、
皆さんのお手元に「商品」として、届くだけです。
買っても、損ですよ?
サイコパス的な心理を描写したミステリーはいくらでも出ているから、
そっちをお読みになることを、オススメします。


買われた方、読まれた方、
もし仮に、『絶歌』の中に「高邁な思想」「犯罪者心理の深淵」みたいなものが発見できたのなら、
僕の間違いです。その場合を想定して、お詫びしておきます。

でも、このお詫びは無効だろうなぁ・・・。いや、失礼。何でもないです。



2015/06/22  安達雄大 記





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山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
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彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
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ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

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さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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