プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

安達雄大の受験雑考 その十一


力の「確認」は力の「獲得」ではない


突然ですが、「この時期あるある」です。
   ↓
赤本のページの端に、
「○/□」という数字のメモがある(□が大問ごとの設問の数、○が正解数)。

それが「18/20」だと、安心する。
それが「11/20」だと、不安になる。

9回「18/20」が続くと、「あ、点数が安定してきたな」と思う。
そして次の10回目が「11/20」だと、急に今までの9回が「偶然」に見え、不安になる。

センターでも、一緒。
「150/200」だと安心。「120/200」だと不安。

「11/20」や「120/200」は、
「18/20」「150/200」に上げなければいけない。

そこでハマる行動パターンが、「満足する数字が出るまで次の問題を解き続ける」。
多分それ、「満足する数字」が出たら出たで、
「これがこの先も続くだろうか・・・?」という別の不安に襲われるだけですよ?
そもそも、そんな確認のために解くんだったら、
問題と時間と労力の無駄遣いになっています。

あるいは上のような行動にハマらないなら、それはそれで、「先生に相談しよう」となる。
こんな経緯から、この時期になると頻繁に受ける質問は、例えば以下のようになる。
「自分は140点とれているが、あと20点ほしい。どうしたらいい?」
「次の模試までに前の模試からあと偏差値20上げたいんだけれど、どうしたらいい?」

正直、頭痛いです。
あと20点足りない君は、何ができていないのか。
偏差値20足りない君は、どんな解き方をしていて、その解き方のどこがマズいと思っているのか。
そうしたことをききかえすと、大体の子は口ごもってしまう。
ああ・・・完全に「結果」としての「数字」しか見てない・・・。

第一に、それは本番ではありません。

第二に、得点や偏差値というのは、何かができるようになった結果であって、
それ自体が何かをすることで上がっていくものではありません。

第三に、全ては点数に一元化されるにしても、点数になる前の各設問は、それぞれに全く別の課題です。
それをひとまとめに点数にして「できている」「できていない」と考えている時点で、
自分のやるべきことが完全に見えなくなってしまいます。

「単語の意味がまだパッと出てこない。覚えなきゃ。どうしたらいい?」 
やり方あります。教えてあげます。
「評論より小説の方ができていないことが多い。何が足りない?」 
足りないものは多分指摘できます。教えてあげます。
「漢字が書けません。どうしたらいい?」
 この時期に何言ってんだ?・・・とは思うが、ま、「突貫工事」はできます。教えましょう。
「点数良くする! 偏差値上げる! どうしたらいい?」 
・・・どうやって? 逆にやり方教えてくれ・・・。

まず、記入したい気持ちをグッとこらえて、その「○/□」をやめませんか?
「18/20」で安心するのではなく、その反対側の「2/20」に何ができるか、考えませんか?
「18/20」が嬉しいのは分かりますが、
実際の本番で反対側の「2/20」ばかりが出題されたら、君は「0/20」ですよ?
「11/20」で不安になって終わるんじゃなくて、
その「9/20」の「解けなかった方」と全力で格闘しなさい。
その「9」個ができなかったのは、何を見ていなかったから? 
何を覚えていなかったから? 何を使おうとできなかったから?
それがちゃんと分かれば、その「9/20」が出ようが、
もともとできていた「11/20」が出ようが、君は本番では「20/20」ですよ。

「不安解消」「自分のでき具合の実感」を求めて数多くの大問を解くことより、
1題から発生した「ノビシロ」と格闘しましょう。
それが「勉強」です。

2015/10/17 安達雄大記

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

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五稜郭高田の頑張って医攻化 19


頑張って医攻化第19回目です。

10月後半になり、日も短くなってきました。
この1カ月は理科の追い込みに時間をかける受験生が多いと思います。
理科は覚えることが多いといっても、
理論の理解や導出過程を理解することで片がつくものもあるので、
極力丸暗記は最小限にして頑張っていきましょう

受験生のみなさんには志望校合格という目標がありますが、
人間1人1人が人生を楽しむためには、
やはり目標をもつことが肝要だと思います。
その目標に向かって、今日をどのように過ごすか、
今日を何のために生きるかしっかり考えて、時間を大事に使いましょう。
まだ受験生のみなさんには、そんな意識はないと思いますが、時間は有限なのです。
時間は止まってくれません。

また、受験は競争ですが、
自分を大事にすることだけではなく、人のために何かすること。
この2つのどちらも大事なことです。
人と人との繋がりを大事にしましょう。

自分のしたことはやがて自分に返ってきます。
ですので、決して口に出してはいけないこともあります。
言葉の力は大きいです。
プラスの言葉を発し、プラスのことを考えるように努めましょう。

これから少しずつ寒くなってきます。
散歩やランニングで頭をスッキリさせて、
体調管理をしっかり行い、風邪をひかないようにしましょう。
そして入試までにコツコツ1題でも多くの問題を解きましょう。

一日一日を大事に共に頑張りましょう。(^O^)/

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合格を勝ち取りたいなら守るな! 腹を据えて開き直れ! そして攻めよ!

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崖っぷちに立ってこそ

見えてくる世界があり

見えてくる自分がいるのだ。


安全なところに身を置いてばかりいては

挑戦者を名乗る資格はない。

守ってばかりで勝てるわけがないからだ。


失敗した時のカッコ悪さを気にして

勝負しないことこそカッコ悪いのだ。


他人の価値観で自分を評価するから

人目が気になるのだ。


自分の価値観で自分を評価しよう!

そうすれば失敗を恐れて勝負しない自分が

どれほどちっぽけで情けないかがよく分かるはず。


自分と真正面から対峙して

自分の魂の叫びに耳を傾け

その声に従って前へ一歩踏み出すことほど幸せなことがあるだろうか?


人生の真価はそこにある。

結果を畏れるより

挑戦する喜びにこそ心を委ねよう。


開き直って攻めていこう!

その時こそ隠れていた自分の力が顕在化するのだ。

それが自己実現の始まりである。




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永遠に生きるが如く夢を描こう!



たとえ地球が明日滅びるとも私はバラを植えるであろう。

これ、ニーチェの言葉だったような記憶がある。

たとえ明日世界が滅びるとも私はリンゴの木を植えるだろう。

しかし、これはマルティン・ルターの言葉だそうだから

僕の記憶も怪しいものだ。


これらの言葉を引き合いに出した上で

君にそして僕自身に贈る言葉は次の如くだ。

永遠に生きるが如く夢を描こう!

夭折したハリウッドの天才、ジェームズ・ディーンの言葉である。


彼の肉体はわずか24歳で滅んだが

その作品と言葉は永遠だ。


どうせ生きるなら

永遠に生きてやるくらいの意気込みで

生きるのが面白い。


Man is mortal, of course.

もちろん人生は有限だが

無限の夢を見ることを禁じられているわけではない。

永遠に生きるが如く夢を描こう!

大切なのはそう思える自分でいること。

心の炎が燃え尽きていない証拠だから。

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日本のジェームズ・ディーン


おもしろき こともなき世を おもしろく

住みなすものは心なりけり


幕末の風雲児、高杉晋作と

野村望東尼の合作だと伝承される歌だが

永遠に生きてやるというほどの心意気で生き抜くことができれば

こんな幸せなことはないのではないか。

高校生の頃、30歳になった自分は想像すらできなかった。

ずっと若いままだと思っていたのだろうか。

ばかげた話に聞こえるかもしれないが

そう思うところが「青春」なのだと思う。

永遠に生きるが如く夢を見よ。

ジェームズ・ディーンはそう言ったあと

次のように続けた。

今日死ぬかのように生きよ。





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キング・オブ・オイドン加藤祐貴の名医への道6



「この人は自分の今までの人生のなかで重要だな」と思う方が何人かいますが、

その人たちが僕にいってくれた共通の言葉に

「加藤は加藤らしくいてほしい」というのがあります。

すごく考えさせられる言葉です。

この言葉を頻繁に思いだし自問します。

みなさんは「らしく生きて」いますか?

僕は、らしく生きることこそ幸せの根源だと思います。

受験もそのうちの一つだと思いますが、

困難のなかにおいても、自分を見失わないでほしいと思います。

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セント・メプレスの休憩コーナー前の壁にはたくさんの名言が掲示されていますが、

僕もならって一番好きな名言を掲示したいと思います。



優しさを失わないでくれ。

弱いものをいたわり、互いに助け合い、

どこの国の人とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。

たとえその気持ちが、何百万回裏切られようと。

それが私の願いだ。

~ウルトラマン


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名大のキング・オブ・オイドン!



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歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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未来の医師養成講座
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講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
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  2. 名古屋大学医学部
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花城勇人の名大医学部物語 14


つい先日まで大きな顔をして街中を闊歩していた暑さが鳴りを潜め、
すっかり秋らしくなってきた今日このごろですね。
徐々に秋の深まりを感じるとともに私大の推薦入試も始まりを告げ、
受験シーズンがいよいよ幕を開けます。
 
さて、今回は私大医学部を中心に面接対策として
一般的な病気について解説していこうかと思います。
もちろんあまりにも専門的すぎる知識は堂々と割愛して、
医学を志す受験生なら知っておきたい基本事項をまとめてみます。
 
さて、厚労省の統計によると、現在日本で一年間に亡くなる方は100万人だそうです。
その死因の第一位はなんだと思いますか?
交通事故でしょうか?
はたまた自殺?

正解は悪性腫瘍です、いわゆるガンのことですね。
この死因第一位のガンについて今回は学んでいきます。

一般にガンとはガン細胞の作った腫瘤のことを呼びます。
ガン細胞がたくさん集まって瘤を作っているイメージですね。
ガンができる組織や場所によりガンの種類が異なり
(例えば、肺にできるガンなら肺ガン大腸に出来る癌なら大腸ガンと言った具合ですね。)、
同じ組織に出来るガンでも、その組織の更に詳しい場所や、
ガン細胞の持つ特徴などにより様々な種類に分けることができます。

詳しく述べればきりがありませんが、
ザックリと言えばガンは場所とガン細胞の持つ特徴により分けられているわけですね。
ガン細胞の持つ特徴とは、
ガン細胞の特徴的な形態や特異的な遺伝子変異のことを指します。
例えば、リンパ節に出来るガンであるリンパ腫の一種のホジキンリンパ腫では、
ホジキン細胞と呼ばれる比較的大型で染色すると核の目立つ癌細胞が見られますし、
胃ガンの一種である印環細胞癌では、
印環細胞と呼ばれるまさしく指輪のような形の癌細胞が見られます。
また、慢性骨髄性白血病では特徴的な染色体異常が起こり、
フィラデルフィア染色体と呼ばれる悪い染色体が形成され、ガン細胞が異常に増殖します。

今回の話はここまでですが、少し白血病について触れておきます。
まず、白血病という病気はガンの一種であるということを知っておくといいですね。
(小説のなかの人物が病に冒された場合、だいたい白血病だと僕は思っていますが…)
ではなんの細胞が増殖して腫瘤を形成するのでしょうか?
「白血病なんだから白血球が増殖して腫瘤を作るんでしょ?それくらい勉強しなくてもわかるよ!」
と思った方、大外れです。
まず白血病とは白血球が増殖する病気ではなく、
それらのもととなる芽球(幹細胞)が増殖する病気です。
これらの芽球は将来白血球になるものも多いですが、
将来赤血球、血小板、好中球、マクロファージなどになる芽球も含まれていますので、
白血球はそんなに関係ありません。
さらに、白血病では腫瘤は形成されません。
血液中に白血病細胞が増えるだけで、ゴロッとした塊は形成されません。

今回話したガンの基礎は医学部を志す人ならぜひとも押さえておきたいですね。
次回はガンでなぜ人が亡くなるのかということについて話していきます。
ではまた次回お会いしましょう~

名古屋大学医学部医学科4年 花城勇人

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後光のさす花城勇人君 



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
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歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

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ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

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事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

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医学部受験生に贈る。吉田統彦先生の医気軒昂19


『吉田つねひこの医気軒昂~医学部を志す若者へ』

Medical Tourism(メディカルツーリズム)を考える
:その5 インドのMedical Tourism<丙>


ニューデリーのアポロ病院の正式名称は“インドラプラスタ・アポロ・ホスピタル”で、
1996年開設とアポロ病院グループの中では比較的新しく業歴20年弱と短いにもかかわらず、
現在ではインドで最高峰の先進医療を提供し得る、
またインドのMedical Tourismを語る上でも代表的な病院とされています。

ニューデリー駅から地下鉄を利用し約30分の距離にあるJasola Apollo駅から徒歩5分に位置し、
敷地面積は東京ドームの約1.5個分に相当するニューデリー最大の病院です。

インドラプラスタ・アポロ・ホスピタルは医師数約300名、
病床数850床(現在増床中)を誇る急性期の総合病院で、
特に心臓血管外科、腫瘍外科、脳神経外科、整形外科、移植外科等の
外科分野で優秀な成績を誇ります。

国内外に向けた悪性腫瘍や循環器疾患に特化した人間ドック部門も拡充しており、
2010年の医業収入は約90億円、純利益約9億円となっています。

例えば循環器疾患に特化したアドバンスド・ハートチェックの場合は
朝食のサービスまで付いて14000ルピー、日本円で約26000円(1ルピー=約1.85円 2015年10月現在)。
この他、日本の人間ドックにあたる一般のメディカルチェックは
日本円で約6000~8000円前後から受診できるようです。

前稿で述べた様にその成り立ちからもアポロ病院グループは心臓血管外科手術で有名で、
グループ全体で1983年の設立以降約55000症例、
特に直近の5年間で約19000症例の心臓外科手術を施行し、
その成功率は99.6%であったと公表しており、その成功率も優秀ですが、
心臓移植等の症例で他国ではドナーが現れるまで長い待機時間を要する様な症例でも
比較的早期に手術を受けられる可能性もあり、これらは国際的に高い評価を受けております。

実際の受診の際の様子はまず乗用車でインドラプラスタ・アポロ・ホスピタルの敷地内に入る際には、
超一流ホテルや大使館のような厳重なセキュリティーチェックがあり、
入口のゲートは男女別で、病院内は各方面に大きく番号が掲げられており、
識字率8割といわれる国民への配慮とともに、
病院の外壁や院内ロビーの壁には、
健康全般の心構えとか禁煙、減塩、運動、食事の重要性についての具体的な啓発を含む
無数の健康に関する標語がみられ、
予防医療や平素からの健康管理の重要性が示されています。

と同時にこれは同院の内分泌科医長のS.K.ワングヌー医師が
「若者の肥満はまるで流行病のようだ」と述べた様に、
インドの多くの中産階級の家庭で生活様式が変わり、
十代の若者にも肥満が生じている状況の深刻さも示しています。

インドラプラスタ・アポロ・ホスピタルのロビーには、
受付や会計、院内薬局の窓口だけではなく、
コーヒーショップや食堂、複数の売店があり、
多くの患者やその家族、見舞客等の来訪者で盛況となっております。
インド国内の他の一般的な総合病院と比して、
圧倒的に医療機器だけでなくインフラ等の設備面や衛生面が充実しており、
中産階級以上の患者が多くなっています。

今回のテーマでありますMedical Tourismへの対応という点では、
病院内の特定のエリアに外国人専用ラウンジであるプラチラウンジという特別の待合室が複数設けられてあり、
豪華なソファーでゆっくりと寛げるになっています。

ここでは、様々な国からの患者に対応出来るように通訳スタッフも用意されており、
日本語にも対応可能です。

しかしながら後述するタイのバンコク病院や
バムルンラード病院等の古くからMedical Tourismに対応している病院と比較すると、
言語面の対応やサービスという点では、若干劣るという指摘もあります。

日本の病院とは異なり、診療科別の受付はなく、
数人の総合医がアメリカの病院のように各々個室のオフィスを構えていて、
そこで一次診察を行ない、症状に応じた専門医に紹介するシステムとなっています。

一日平均来院患者数は約2000人、うち外国からの患者は100人強で、
タイやシンガポール、マレーシア等の東南アジアでJCIを取得したMedical Tourism対応病院は
Medical Tourismや国内の超富裕層向けの病院というイメージが強いのですが、
アポロ病院グループはあくまで自国インド国民の為の高度先進医療提供に主眼を置いていることも強調しています。

後述するように我が国の医療費はインドの約3~5倍ほど高く、
そもそもMedical Tourismにおける価格面での国際競争力は乏しいのですが、
Medical Tourism推進に当って、
自国民とのバランスを考慮すべき点は重要な課題であるのは間違いありません。

次稿ではまさにそういった問題に直面しているタイのMedical Tourismに関して考察して参ります。

元衆議院議員 医師 吉田統彦拝

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吉田先生近影 2015年10月5日



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

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ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

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だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
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中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

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推薦/AO 受験者へ


推薦入試やAO入試の季節が近づいてきた。

もう到来したと言った方が正確か。

ちなみに金沢医科大学医学部AOの一次選考合格発表は今日8日である。


いつも思うことだが推薦やAOを受験するのはいいが

一般入試でも十分に戦える力を養っておくことは大切である。


こんな当たり前のことを言いたくなるのは

たまに推薦が駄目なら、医学部は諦めるという生徒がいたり、

あるいは、

諦めさせるという保護者の方がおられたりして

閉口することがあるからだ。


その程度の覚悟でしかないこと自体

推薦するに値しないではないか。


何が何でも医師になるのだという志があり

一般でも戦う準備を怠りなく進めていればこそ

推薦を受ける資格があるのだと思う。


この点は十分にわきまえていただきたいと

常々願っている私である。

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  1. 2015/10/08(木) 00:00:01|
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典型的な、僕の一日


07:00 起床 歯磨き 洗顔
07:15 筋トレ
スクワット50回
ワンダーコア100回
腕立て伏せ50回
ダンベルカール左右10キロ×50回
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07:40 シャワー
08:10 自宅出発
08:20 星野珈琲でモーニング
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09:00 セント・メプレス着
09:30 卒生朝礼
10:30 卒生個別指導80分①
12:10 COCO壱番屋で昼食(5辛ビーフカレーゆで卵トッピング)
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13:00 卒生個別指導80分②
14:30 卒生個別指導80分③
16:00 ソファーで昼寝
16:30 ブログ作成
17:30 現役生個別指導80分④
19:00 現役生個別指導80分⑤
20:30 現役生個別指導80分⑥
22:00 質問対応その他
22:10 セント・メプレス発
23:00 帰宅
24:05 入浴🛀
24:30 読書~『修羅走る関ケ原』(山本兼一作)
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25:30 就寝





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歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/10/05(月) 00:00:01|
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受験生であることの幸せをかみしめよう!


一般的に、受験生は大変だと言われることが多い。

確かにそうだ、と僕も思うことがある。

あくまでも、思うことがあるのであって、いつもそう思っているわけではない。


それに、僕が受験生のことを大変だと思うのは

受験生を特別視してのことではない。

いろいろな職業や立場の人たちに対して大変だな、と思うのと同じレベルでそう思うだけの話である。


銀行マンには銀行マンなりの

ラーメン屋さんにはラーメン屋さんなりの

警察官には警察官なりの

経営者には経営者なりの

教師には教師なりの

農家には農家なりの

芸能人には芸能人なりの

皇族には皇族なりの

専業主婦には専業主婦なりの

大変さがあるのであって

それと同様に受験生には受験生なりの大変さがあるのは当たり前のことである。


むしろ、勉強ばかりやってて誰からも文句を言われないなんて

こんな幸せなことはないのではないかとマジに思う。


生計を立てるということから解放され

衣食住を確保してもらい

自分の希望を叶えるということのみに特化して

時間を活用できるという幸せは

一生の中でそうそう巡り合えるものではない。


どうか、受験生諸君、その幸せをかみしめながら

勉強に励んでもらいたい。


無論これは受験生の大半を占める専業受験生について言えることで

生活費を稼ぎながら苦学を続ける一部の受験生に当てはまることではない。

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パッション

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

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無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

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東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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