「病は気から」はある程度あたっている

すべての病気について当てはまるというのは明らかに言い過ぎだが

病は気からという言葉が当たっているケースは少なくない、と思う。


特に「自己申告制で病気を訴える」人、

つまり医師の診断書があるわけでもないのに

気持ちがわるい、とか気分がすぐれないとか、吐き気がするとか

という症状を訴えることがよくある人は

その傾向が強いのではないのかな？

と思うことがある。


特に何か普段よりも強いプレッシャーがかかるようなことがあると

気分が悪くなったりする。

これはもちろん本人が嘘をついているのではさらさらなく

つまり本人は正直に申告しているだけなのであるが

どうも心のどこかで

おそらくは本人も自覚できない心のどこかで

プレッシャーから逃避したい衝動が蠢いているのではないだろうか。

僕は専門家ではないから

あくまでも経験則的に推測しているに過ぎないが

もしそうだとしたら

その生徒は早く自分の心のメカニズムに気づき

自分でその問題を克服しなければ

受験で本懐を遂げるということは

極めて困難だと言わざるを得ない。

しょっちゅう体調を崩していては

なかなか勉強もはかどらないだろうし

仮にはかどったとしても

入試本番を迎えた時に

果たしてそのプレッシャーに立ち向かえるのかという疑問が残るからだ。


だからまずそいうった傾向の強い人には

大きな病院で精密検査を受けて

自分の体調不良が本当にフィジカルな原因をもつものなのかを

突き止めることを勧めたい。


折角貴重な１年を掛けて受験に立ち向かうのだから

どうしても勝ってほしい。

合格をつかんでほしいのだ。

そのためには

立ち止まらずに前進し続けることが求められており

そのための環境整備を

精神面でも肉体面でも進めていく必要があると思う。

そんなわけでセントメプレスの休憩コーナーには

糖分補給のための菓子類が

いつも過剰なほど用意されている。(笑)



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プリティ中野







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吉田統彦（つねひこ）先生プロフィール

東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。
昭和大学医学部客員教授。名古屋大学医学部非常勤講師。
愛知学院大学歯学部眼科学教授。名古屋医療センター非常勤医師。
元衆議院議員。次回衆院選愛知第１区立候補予定者