日本医科大学の補欠はよく回る！

日本医科大学医学部は1次試験をクリアしたあとの

合格率は非常に高い。

【2020年の前期試験】
志願者：2,129名
受験者：1,880名
一次試験合格者：352名
二次試験合格者：161名
補欠者：166名（内約150名繰り上がり合格）

昨年は352名中311名以上が最終的に合格しているのだ。

実に1次試験合格者の約90％だ。

他の年も総じてこれと大差ない。

なぜか？

わかりきったことだ。

まず、一次合格者が350人前後と比較的少数であること。

次に、日医クラスになると

東大理Ⅲや京大医学部など

旧帝大医学部を目指す者の多くが

慶應や慈恵、順天に加えて併願校とするからである。

帝大、慶應に受かった場合は100％

慈恵や順天に受かった受験生も

相当数抜けていくので

日医正規合格者は歩留まりが

非常に低いという事態となるのである。

よって日医一次を突破した受験生はその時点で

合格の可能性はかなり高いと見てよい。

補欠順位が下から2割のゾーンになければ非常に有望なのだ。

2月15日の前期合格発表が楽しみである。




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吉田統彦（つねひこ）先生プロフィール

東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。
昭和大学医学部客員教授。名古屋大学医学部非常勤講師。
愛知学院大学歯学部眼科学教授。名古屋医療センター非常勤医師。
衆議院議員。