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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

安達雄大受験雑考 その三

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頑張れ、あいこちゃん!

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セントメプレス夏期合宿の安達雄大先生

医学部&名門難関大受験St.メプレスのホームページ

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こんにちは。
一部ではキューティ安達と呼ばれている安達雄大です。

大学・学部を選ぶ際に、
大事にすべきものは、何だろう?

大抵の場合に持ち出されるのが、「将来のヴィジョン」。
将来何をしたいか。社会に出てからどんな仕事に就きたいか。
そうしたことを受験生のうちから見据えて、そのヴィジョンに合わせた大学選びをすべきだ。
将来の自分のヴィジョンが明確に描けていないと、
日々の勉強にもモチヴェーションだって上がらないぞ?
・・・。

正直、こういうアドバイスを聞いていると、
何だかとてもアナクロな説教を受けているような気分になってくる。

将来のヴィジョンが決まっていることは、素晴らしいことだと思う。
やりたいことがある。
そのやりたいことにまっしぐらに突き進む生活がある。
これは、本当に素晴らしいことだと思う。

しかし・・・だとしたら・・・だとしたら、だ。
将来のヴィジョンが決まっていないことは、悪いこと、あってはならないことなんだろうか?
やりたいことも分からないままに曖昧に勉強していくことは、ダメなことなんだろうか?
そもそも、現代日本において、十代のうちから「将来のヴィジョン」なるものを描くことは、そんなに簡単だろうか?

家系・・・親の稼業・・・地域柄・・・身分・・・
そういった様々な外的要因によって「人生」が決められていた旧社会。
現代は、そうした旧社会とは違う。
現代は何にでもなれる社会だ。
何にでもなろうとできる社会だ。
そして、社会の方も多様な価値観を受け入れ、
受け入れられた価値観に応じて社会的な生き方の形も多様化している。
そんなこんなで、「人生」の選択肢が、
意志と能力と努力と世相の組み合わせの中で、無数に広がっていく社会だ。
そんな複雑な社会の中で、さて、「将来のビジョン」・・・。
・・・そんなに簡単に決まるものかねぇ?

僕自身は、人生に迷いまくった。
時間にして人の数倍くらい、社会に出る前に徹底的にグズグズした。
今から思うと「ただの迷走」としか思えないような時期もあった。
結局「人生」なるものがある程度の形をとったのは、三十になる直前だ。
そんな僕だからかもしれないけれど、
「ヴィジョンがあってこその勉強!」という教条を聞くと、
やっぱりなんだかアナクロだなぁ~・・・という印象を抱いてしまうわけだ。


「将来のヴィジョン」が決まっている、見えている君、
君は幸福だ。それに向かってまっしぐらに突き進みなさい。

そして、そうでない受験生諸君、
君達は、まずは今の時点で自分が好きなものをやりなさい。
好きな教科、好きな科目・・・そこから見えてくる、興味の湧く名前の学部・・・。
将来の君ではなく、今の君が惹きつけられているものの導きに従いなさい。
「人生」を決められないままでいる自分を、苦に思わなくていい。
この複雑な社会では、多分「将来のヴィジョン」なんて、そう簡単に決まらないから。
まずは、その好きな何かをやってみること。
その何かが、次の何かを決めてくれるから。

その導きの中で見つかる、人生スパンの何か。
それが何歳の時にやって来るかは、分からない。
それは受験を通過してから、もっともっと先のことかもしれない。
(くどいようだけど、僕の場合は三十手前でした。)

でも、必ずやってきます。
そういうものが見えてきたら、それを絶対に逃さないことです。

以上、大学選び、学部選びで困っている君への、メッセージでした。

2014年8月18日記





プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
メディカル・レクチャー
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。


講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、
毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、
医学部をめざす君の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。
このコースはまた
医学部入試の面接試験や小論文の背景知識を涵養する上で最高の対策となります。
講義の中では本場仕込みの医療系の英語や、
数学や理科のワンポイント・レッスンが飛び出すかもしれません。乞う、ご期待!

全9回コース(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)
     
     第7回 10月6日


対象:医学部受験生(セント・メプレス生に限る)

詳細はセントメプレスまでお問い合わせください。
052‐733‐3234



各回のテーマ

1:日本の医療と世界の医療<アメリカの医療との比較を中心に>・・・終了
2:日本の医療の水準と医師数、新設医大も含め・・・終了
3:日本の予防医療とワクチン政策・・・終了
4:医薬品・医療機器産業の現状と医療イノベーション・・・終了
5:私の経験した海外医療ボランティアとメディカルツーリズムを考える
6:日本の科学技術政策その1<再生医療の実態と展望を中心に>
次回⇒7:日本の科学技術政策その2<先端医療と抗加齢医学の実際>
8:日本の医療の諸課題、医療と政治
9:日本の医療の課題と展望~今までの総括も含め~
  1. 2014/09/21(日) 01:15:00|
  2. 安達雄大
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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