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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

安達雄大の受験雑考 その六

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名古屋医報2015新年号

医学部&名門難関大受験St.メプレスのホームページ

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単刀直入に。
本番直前期にあって君たちに言えることをまとめてみました。
君たちの参考になるなら、幸いです。



まず、受験日当日までの勉強に関して。
「受験直前にあって特にやるべきことはなんだ?」とよく問われます。
もちろん、「今このタイミングでこういうことをやるのが効果的だ」という積極的なものから、
「この段階になってできることはこういうことくらいだ」とかいう消極的なものまで、
直前期に相応しい課題は各教科ごとに存在していると思います。
僕の専門は国語ですが、国語にも恐らくそういうモノは存在しますし、
そういう提案をしてくれる先生方もいらっしゃると思います。
僕自身は、「直前に特にやるべきこと」について別の角度からアドバイスします。
すなわち、「前日前夜まで、自分ができないものを発見し、それをできるようにするということを繰り返すこと」。
今の君には、何ができていない? できていないのはどの教科? どの科目? どの単元・分野?
君たちが4月から始めた「勉強」っていうのは、「できないものをできるようにする作業」だったはずです。
だったら、それを最後の最後まで続けてください。
繰り返しますが、確かに「誰にとっても本番直前にやれば役立つこと」は、おそらく存在します。
でも、それは「君自身にとって本番までにクリアしなければいけない課題」を押しのけてまでして
こなさなければいけない課題なのでしょうか?
君に今見えている課題は、何ですか?
それは、「受験生」一般が見るべき課題と、完全に同じですか?
冷静に、自分が今できていない課題を探す。
それに向き合う。
こうしたスタンスも、また本番直前にあっては尊いのではないでしょうか。



次に、受験前夜に関して。
「受験会場に持っていくといいのはどんな参考書?」とよく問われます。
結論から言うと、二つのカテゴリーを想定して、当日持っていくものを選んでくれるといいでしょう。
ひとつは、「実用アイテム」です。すなわち、これから受ける試験に関して実際に「利」になりそうなもの。
例えば、国語で言うと、漢字練習帳・・・古文単語帳・・・漢文句法集・・・。
偶然にも暗記対象から漏れていたり記憶から抜け落ちていたりして、そこで初めて習得する・・・。
そして、いざ試験開始で冊子を開いたら、まさしく先ほど見た漢字・単語・句法が問われている・・・。
可能性は低いですが、ありえなくもないです。そういう良い意味での「悪あがき」のために、
何か一冊持っていくのはどうでしょうか?
もうひとつは、「呪術的アイテム」。
こちらには、どちらかというと「実用」性はありません。
なぜなら、自分がそれを使って散々に勉強してきて、
何だったら「○ページにはこんな話があった」「△ページからはあの問題が出ている」・・・
なんていうレベルまで頭に入っている参考書やテキストです。
手垢も付き放題・・・付箋も貼り放題・・・そういう、ウンザリするほど見てきた一冊です。
もちろん、こういう一冊は、もう完璧に覚えているわけだから直前における新たな知識の獲得はありません。
でも、君に知識を与えてくれる代わりに、「自信」を与えてくれます。
ボロボロになるまで勉強してきた、その苦労が可視化された形でこびりついているその一冊は、
「やることはやった」ということを自分に見せてくれるものです。
試験直前に極度の緊張でやられそうになっている人には、
こういうメンタル補強をしてくれるものの方が「実用」アイテムよりも意義あるものであるはずです。
 「実用」性・・・「呪術」性・・・自分に意味のあるアイテムはどっちなのか・・・。
当日持っていくものを選ぶ際の参考に。



最後に、試験中に関して。
この一年間、君たちはいろんな勉強をしてきました。
自分の受ける試験でおよそ出うるものを、なるべくたくさん勉強してきました。
でも、その努力もむなしく、本番は君を何らかの仕方で裏切ります。
散々やってきたアレが出ない・・・。orz
出ないと思って無意識に避けてきたコレが出た・・・。orz
多かれ少なかれ、君たちは何かの教科・科目・単元で必ずそうした事態に見舞われます。
これは、必然です。
向こうは、君の勉強してきたものを想定して出題範囲を決めているわけではありませんから。
緊張している君たちにとって、そういう「想定外」によるメンタルダメージは大きいかもしれません。
それこそ、その先にある設問、その先にある大問、その先にある教科、
あるいは、明日ある全ての教科に影響を与えてしまうくらい・・・。
大事なのは、それを笑い飛ばせる構えです。
「想定外」に揺れない心です。
もう一度言います。
君のやってきたことのうちいくらかは、出ません。
君がやってこなかったことも、試験では出ます。
それを知っていてください。
知っていれば、「想定外」ではありませんから。
心を攻めてはきませんから。


以上、三点です。
では、君たちの健闘を祈ります。

                            安達雄大(2015年1月10日)

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

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  1. 2015/01/12(月) 00:00:01|
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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