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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

吉田統彦先生の医気軒昂 第12回

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名古屋医報2015新年号

医学部&名門難関大受験St.メプレスのホームページ

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医療崩壊を防ぐ処方箋:その5
<医師免許制度の抜本改革-勤務医師の待遇改善と開業に要する免許(甲)>

医療崩壊の原因の一つとして、
各診療科において勤務医師数と開業医師数のアンバランスが指摘されます。
特に医療過疎地域においては、医師数そのものも少ないのですが、
勤務医師不足の為、その地域の中核病院の診療科の維持が困難となり、
その結果医療圏の維持が困難となっていることが多い訳です。

その理由は、第一に医局による医局員の統制がきかなくなっている、
つまり若い医師たちは医局(教授)から望まない土地及び病院での勤務を命じられると
①辞令を拒否する
②条件として短期間での配置転換を望む、もしくは
③その事例を不服として開業をする、
というおよそ20年前にはあり得なかった事象が頻繁に起きるようになったからです。

また、外科などの診療科では全国的な勤務医師数の減少により、
外科医療の崩壊を招いており、
今後、多くの経験を有し高度な手術をすることが出来る外科医師の数を維持できなければ、
日本の世界最高水準の手術技能は絶滅していく可能性があります。

特にこういった現象は産婦人科、集中治療や麻酔科を含む救急医療など高度な医療
(場合により高価な医療?
つまり極めて高価な医療機器等を要する診療科や複数の医師等高度なチーム医療を必要とする診療科)
を必要とする診療科においてその傾向が顕著になります。

簡単に言えば、後輩を指導し、
どのような状況でも最適な判断と処置ができる所謂一人前の技術を得た途端に、
もしくは最も技術と体力が充実している時期に勤務医を辞めて開業してしまうという事です。

高度な外科手術等は開業医師として行う事は一部の例外を除いて大変に困難であり、
国家国民にとって大変な損失であるのは言うまでもありません。
また外科や産婦人科等の場合、
そのWork Life Balanceの悪さ(要は過重労働)やValue for Moneyが低い(労働の割に給与が少ない)
が勤務医師を辞めてしまう主な原因であるのは明らかです。

本稿及び次稿では、この課題に対しての処方箋を考えて参りたいと思います。

第一の処方箋は単純に勤務医師の待遇改善です。
要するに一生勤務医師を続けようと多くの医師が思うような待遇にするという事です。
民主党政権時代に、外科・小児科・産婦人科・救急医療の再建と勤務医の待遇改善策が多く取られ、
診療報酬を改正し、基幹病院や大学病院の収益は劇的に改善し、
現実に勤務医の給与や勤務環境等の待遇改善が実現しました。

その結果、医療崩壊がようやく止まり、
WHOが世界最高と評価する日本の医療の維持に見通しがついてきた。
しかしながらその矢先に政権が変わり、
再び自民党政権下での大マイナスの診療報酬改定により、
ほとんど全ての大学病院や基幹病院の収支は赤字に転じてしまいました。

これでは元の木阿弥ですので、
永続できる予算配分や診療報酬改定による勤務医師待遇の
大幅な改善を目指さなければなりません。

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元衆議院議員 医師 吉田統彦拝






プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/01/27(火) 00:00:01|
  2. 吉田つねひこ先生
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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