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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

暗記する前にやることがある

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鋼鉄の大胸筋はこうして作られた!

YOU TUBE プリティ中野動画集




日本語の「暗記する」に相当する英語は

learn by heart だが

これは直訳すれば「心で身につける」である。



うまく言ったものだと思う。

なるほど心で学ばなければ身につくわけがない。



先生、覚えること多すぎて大変です!

覚えても覚えても、覚えた尻から忘れてしまいます!

必死に暗記しようとしているのに思うようにはかどりません!

私には暗記のための脳細胞がないのでしょうか?



そう嘆く生徒は少なくない。

彼らが努力していないわけでは決してなく

むしろ努力しているからこそ

なかなか報われないことに焦燥感を募らせているのである。



これらの嘆きの声に対する僕の処方箋はだいたい以下の如くである。


覚えるまでは忘れていいんだよ。

脳は忘れるようにできているんだから

忘れることは脳が正常な証拠だよ。

プリティ中野という人はツィッターで

こんなことを言ってるよ。


覚える忘れる覚える忘れる覚える忘れる覚える忘れる覚える忘れる・・・・・

忘れられなくなる。そこまで反復しよう!

覚えようとして覚えられなかったのが、

いつの間にか忘れようとして忘れられなくなるのだ。

そこまで頑張ってこそ本気の勉強!


なかなかいいこと言うよね。

オートツィートで一日一回流しているから

このコメント自体忘れられなくなるね。

もっともツィッターを毎日見てればの話だがね。

それから、覚えようとする前に、暗記しようとする前に、

イメージが湧くまで中身を理解しようとしているかがもっと大事だね。

中身の理解が不十分なままガッツだけで暗記しようとするのは

たとえば松坂牛A5ランクのステーキ300グラムを

ナイフで切り分けることもせず

その上かまずに丸ごと飲み込もうとするようなものだよ。

胃袋以前に食道が受け付けないわな。

なに?相手が松坂牛なら食道が拡張するってか?

いや食道以前に口に入らないでしょ。

なに?松坂牛なら口が耳元まで裂けるってか?

君がそういう特異体質だとは知らんかったが、

かまずに飲み込んだのでは味がわからないだろう?

それに当然消化も悪くなる。

逆によくかんで味わって食べれば消化が良くなる。

つまり身につく。

覚えるというのもこれと全く同じことで

イメージが湧くほどよく噛み砕いて理解することで

脳が喜んで覚えてくれるわけだ。

力づくで暗記しようとする前に

心にイメージが湧いてくるまで咀嚼するということやね。

まさにlearn by heart ということだよ。

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勉強もこんな感じで!





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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉







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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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