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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

吉川和宏の現代教育を斬る! 「こんな教師はイヤだ!!-②」

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セント・メプレスのプリティ中野です。

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こんにちは、吉川和宏です。
センター試験から1ヵ月経ち、
私大・国公立二次と、大学受験もいよいよヤマ場になってきました。

昨日も帰宅途中の電車の中で、私大入試を終えたらしき女子高生が、
友人同士で答え合わせかな・・・なぜか楽しそうな雰囲気(?)でやっていました。

受かるために必死な受験生を見てると、
僕が受験生当事者だった時のことが懐かしくもほろ苦く思い起こされるのですが、
ふと、今から10年以上前、塾で高3生を見ていた時のことが頭に浮かんできました。
今回のエピソードは、受験生と接点を持つ立場の者として、僕にとって少々考えさせられた出来事です。
教師や講師は、一体どこまで受験生に関われるのか
・・・ちょっとした吉川哲学とでも思って聞いて下さい。

その高3生A君が、僕のところに来て言いました。

A君 「先生、センターレベルでいいから、現代社会やってくれませんか?」
吉川 「いいけど・・・ああ、そっか。
キミ、理系だから、とりあえず国立行くためにセンター要るもんな。
んで、お決まりの現社ってコトか。・・・学校で今年は現社の授業はないのか?」
A君 「あるにはあるけど・・・・・・授業じゃなくて、ただ過去問解いて、
自分で答え合わせするだけだし・・・アホらしくてみんなほとんど寝てるんですよ。
補習も同じこと繰り返してるだけ・・・」
吉川 「まあ、キミが塾に来られるなら、(現社を)やってもいいよ。」
A君 「午後からの授業はみんな自習だし、センターまであと1週間と少し、お願いします!」

一応、A君の母親にも了承を得て、僕も専門ではありませんが、
とりあえず翌日から補習がスタートしました。
事件は第一日目から、早速起こりました。

A君の携帯電話が補習中に鳴りました。
母親からということで授業を中断して、A君を電話に出させました。
「ウン、ウン」と、うなずきながら電話するA君。

A君 「・・・・・・・・・・学校の担任が、メチャクチャ怒ってるらしいです
・・・・今から学校に電話するようにとのことらしいですが、いいですか?」
吉川 「いいよ。何だったら塾の電話使っていいよ。」

僕もこのやりとりが気になったので、塾の電話のスピーカーをONにして、
A君に電話をかけさせました。以下、そのときのA君と担任のやりとりです。

担任 「今、どこにいるの?」
A君 「塾です。」
担任 「他の生徒はみんな、学校で課題をやっているんだけど。」
A君 「いや、どうせ自習だし、現社の授業やってもらいたかったので、塾に来ました。」
担任 「どうしてそういう勝手なことができるの? 
君のそういう行動がクラスの和を乱すことに気がつかないのかな?」
A君 「ハァ・・・スミマセン。」
担任 「君は自習って言うけど、現社の先生だって、
ちゃんと君のためにプリントを準備してくださっているんだから。
明日からもこんなふうだと、私も担任として、君の受験に対して責任はもてないんですよ。」

結局、塾での現社補習は開講初日で終了となったワケですが(笑)、
このときの出来事で僕の中に今だにひっかかっていることが2つあります。

1つには、担任の先生が言われた「クラスの和」についてです。
いや、学校が集団という場で成り立つ以上、
「クラスの和」自体を否定をするつもりはありません。
しかし、個人が第一志望合格を目標に掲げてあらゆる手段を模索していることに対して、
「和を乱す」程度の言葉で否定するのはいかがなものかということです。
授業を必要としている生徒に授業を行わず、
みんなと同じことをしていればいいというその考え方は、
受験指導においては明らかな学校側の“手抜き”であり、「クラスの和」
という言葉でごまかすその教師の質を疑わざるを得ない、と、私には思えるのです。

2つ目は、やはりその担任の言葉の「責任が持てない」というところです。
生徒に授業を行うということは、学校が存在すべく最低条件であるはず
・・・・課題プリントや自習をさせておいて授業を行わない時点で、
既に責任など持っているなどとは思えません。

誤解がないように言っておきますが、私は自習を否定するわけではありません。
生徒が自分に不足している教科内容を把握している上での自習は、
生徒自身が目標をしっかり認識した自習であると考えるからです。
今回のケースだと、明らかにA君は、プリントと解説だけを与えられることに対して不満を持っています。
だから苦肉の策だったのか、専門でもない私のところにでも、
一緒にわからない箇所を解明してくれることを期待して、
補習を依頼したのではないかと思います。学校の専門の教師を差し置いてでも。

そもそも生徒の受験指導に「責任を持つ」とはどういうことなどでしょうか。
塾も学校も、生徒の受験の合否を決定する権限は持ち得ません。
できることと言えば、受験当日まで生徒と二人三脚で歩くことだけだと、僕は思っています。
受験生に孤独な戦いをさせたり、「責任」などという言葉を用いて受験生を管理、
そもそも他者が受験の合否に責任など取れるはずもないのに、
「責任を持てない」などと、聞けば脅しとも取れるような言葉で生徒を追い込む学校や教師に対して、
改めて僕はその「無責任さ」というものを強く感じるわけです。

あるマンガのパクりですが、
「生徒が僕の授業を必要とするならば、僕の方から現場へ出向く!」
これが僕の講師としての根底です。
今年もセント・メプレスやPSES公務員試験セミナーから
スポット(レギュラーではない、必要なときだけの依頼)での授業依頼が来ますが、
僕は都合がつく限り喜んで受けることにしています。

教師も講師も、生徒に必要とされるためにのみ存在する・・・
こう考えるのは、僕の傲慢なのでしょうか。
ご拝読、感謝いたします。      

2/16 13:19 中京大附属中京高校 講師室にて

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金城学院高等学校 白ゆり祭『有志発表』同僚の先生たちとのコントより コートの男性が吉川先生




St.メプレスのホームページ

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/02/20(金) 00:00:01|
  2. 日本史吉川
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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