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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

紅萌ゆる吉野由宏の桜満開日記 その九

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セント・メプレスのプリティ中野です。

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今年度の受験もだいたい終了しました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

講師という仕事を始めて既に約20年、
さまざまな生徒に会うことができ、幸せに感じています。
私は主に個別での指導をしていて、より密接に生徒に接し、
その言動や変化をつぶさに観察する機会が多いため、
毎年毎年新しい発見があり、それが大きな喜びです。

生徒が珍しい間違い方をしたときなど、
「こういう間違い方があるのか…」とひそかに感心しています。
頭の固い年齢になってしまった私などが思いもつかない柔軟な発想をする生徒もいて、
驚嘆することも少なくありません。

そんな生徒の言動も機会があれば紹介していこうと思います。
今回はその1つ目です。

『定理って要するにショートカットですよね』
数学を指導しているときに生徒が言った言葉です。
これだけでは何を言っているのかわからないので、以下はその解釈。

例えば、三角形の外接円の半径を求めるには正弦定理を使いますが、
使わなくとも円の中心から三角形の頂点に補助線を引けばよい。
同様に余弦定理を使うべき場面では、
定理を使わずに三角形の頂点から垂線を下ろして三平方の定理を使えばよい。
その三平方の定理を使うのも嫌ならば…。
つまり、定理を証明するときと同じように補助線を引けば、定理を使う必要はないことになります。
逆に言えば、「補助線を引いて…」という一連の過程の中から頻繁に使うものを取り出し、
そこから得られる結果を定理として確立し、問題を解く際には、
その一連の過程を“ショートカット”して、結果のみを用いているわけです。
(ほかの単元でも同じ)

要するに、理論上、数学の問題を解くうえで、定理は一切必要ないのです。
受験に必須と言われる「解法パターン」も同様。
ただ、毎回毎回その一連の過程を経る労力を省くために、
定理や「解法パターン」が存在しているのです。

誰かに教えられたのではなく、自力でこのことに気付いたこの生徒はたいしたものですね。

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紅萌ゆる吉野先生の名講義





St.メプレスのホームページ

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/03/22(日) 00:00:01|
  2. 吉野由宏
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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