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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

吉田統彦先生の医気軒昂 第15回


『吉田つねひこの医気軒昂~医学部を志す若者へ』

Medical Tourism(メディカルツーリズム)を考える:その1

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Medical Tourism(メディカルツーリズム)は医療観光、
医療ツーリズムとも表現される事がありますが、
一般的に居住国とは異なる国や場合によって地域を訪問し、
診断や治療などの医療サービスを受けることと考えられています。
またツーリズムとなってはいますが、
実際のツーリズムいわゆる観光は付随する事もしない事もあります。
そもそも古代から医療を目的とする旅行の歴史は存在します。
古代ギリシアのサロニカ湾アスクレーピオスの聖域への巡礼と療養は良く知られており、
また、日本の湯治や欧米でのスパやサナトリウムなどへの転地療養もその一部だと考えられます。

しかし現代のMedical Tourismは先進国の患者や発展途上国の富裕層が
 1:自国よりはるかに安い手術代などの治療費
 2:高度先端医療技術
 3:法律上の問題などで自国では不可能な臓器移植や特殊な手術 
 4:観光と組み合わせた高度な医療機器による健康診断 
等を目的として、他国に渡航して目的とする医療サービスを受ける事が主体となっています。
現在の渡航先としてしばしば選択されるのは主にアメリカなどで訓練を受けた医師が増加し、
欧米と遜色ない医療技術が非常に安価に受けられるインドやシンガポール、タイ、マレーシア、メキシコなどです。

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以前 LASIKや美容整形が日本より安価だという事で
一時期多くの日本人が渡航し医療サービスを受けた韓国も国家戦略の一つとして力を入れています。
しかしこういった現代のMedical Tourismは最近発生したものではなく、
例えば第二次世界大戦後、
中近東の特に産油諸国の王族はその多くは欧米での医療を選択してきましたし、
近現代の国家元首もしばしは最良の治療を受けるために海外での治療を選択し、
結果として国家元首の海外療養中にクーデターが発生する事も頻繁にみられます。
最近打倒されたカダフィ政権も1969年、
時のリビア国王イドリース1世のトルコでの病気療養中にカダフィら将校たちによるクーデターが起こり、
王制は打倒されました。
同様に近年タリバン勢力が跋扈するアフガニスタンも1973年、
国王ザーヒル・シャーがローマで病気療養中に軍部のクーデターが起こり、王制廃止となりました。

次稿以降では、活発化するMedical Tourismの現状とその展望、
その成立条件、各国の状況と日本のおかれた状況と可能性を考察していきたいと思います。


元衆議院議員 医師 吉田統彦拝

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セント・メプレス主催『吉田統彦の未来の医師養成講座』より




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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/06/12(金) 00:00:01|
  2. メディカルツーリズム
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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