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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

国政直記の直球一本勝負 その三


今回は、「妥協点をどこに設定するのか?」ということについてコラムを書きます。

先に、要約すると「何事も完璧にやりきることは難しく、
結局は完璧ではないある妥協した水準に目標や結果が収まることが多々ある。
その自由度のある”妥協”を一体どこに設定するかによって
その人の実力が形作られていく。
だから、妥協点を高めに設定しよう」ということです。

さて、例えばの話ですが、
あなたが高校生かつ期末テスト中だったとして、
国政に期末テストの出題範囲を伝えました。
英語の教科書28P~56Pがテスト範囲です。
国政が、教科書のテスト範囲をパラパラとみました。
「あ~関係代名詞と接続詞の一部がテスト範囲なのか。う~ん」と国政が一言。
う~ん...と言っている時間で国政の頭の中では、、

(まずは、新出単語を全部覚えて、関係代名詞と接続詞の例文を覚えて、重要イディオムをやって、
教科書の和訳がすらすらできるようにして、
特に関係代名詞や接続詞が含まれたセンテンスを何も見ないで書けるようにしよう。
そして、時間があれば英語のワークの演習を複数回したいな)

という感じに、何をどういう優先順位でどれくらいの学習量を達成すれば〇〇点くらいが取れそうだ、
という見通しがたちます。
余談ですが、この見通しに関して学習項目の優先度の決め方や予想される学習量の正確さが、
講師として実力だと国政は考えています。
なぜならば、ある目標に向かって講師が明確にその目標を達成するための学習方法や学習量を把握できないと
適切な学習指導ができないからです。

見通しがたったら、
「じゃあ、まずは新出単語を覚えているか確認しようか!」
と生徒に一言声をかけて、テスト勉強の指示をします。

そして、その生徒の勉強の様子をチェックしながら、
(この生徒が持っている妥協点や価値観はこれくらいだろうから、〇〇まではしっかりやるように指示&指導しよう)
ということを考えながら指導内容を決定&修正していきます。
各生徒がもつ妥協点とは、定義が難しいのですが、
あえて明確にすると「100点満点のテストで何点取れば満足できるかという点数」と定義します。

この勉強の様子をチェックする中で、
妥協点が高そうな生徒には100点満点に近い水準の妥協点を提案します。
逆に、平均点の54点取れればOKだという妥協点を持つ生徒には60点付近の水準の妥協点を提案して、
そのために必要な勉強内容を指示します。
すなわち、生徒が日々の勉強の積み重ねにおいて妥協の水準点をどんどん100点に近づけて行けば行くほど、
指導する側の指示・提案する学習内容も比例して100点に近づいていくということです。

結論ですが、ぜひとも生徒の皆さんには100点に近い妥協点を設定する癖をつけて欲しいです。
他にも、伝えたいことたくさんありますが、少しずつブログに書いていきます。


p.s.
生徒のもつ妥協点によって講師の指導内容が変わるという上記の内容をベースに、
講師の指導力とは、生徒の妥協点そのものを向上させる指導力と、
生徒のもつ妥協点にテスト結果を近づける指導力の2つの異なったベクトルで表現されると考えています。
これについてはまた、次の機会に書きたいと思います。

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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

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  1. 2015/06/22(月) 00:00:01|
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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