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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

花城勇人の名大医学部物語9

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徐々に夏の到来を感じさせる暑さが顔を見せ始め、
いよいよ入梅といった折、皆さんいかがお過ごしですか?

僕は来年の1月上旬に行われるCBTの勉強を始めたところです。
(と言っても周りが既に相当量をこなしているのを見て焦ってかじり始めた程度ですが)

さて、今回はこのCBTを含め、在学中に医学生が乗り越えなければならない関門や、
大学で学ぶ学問についてお話ししたいと思います。
 
多くの国公立医学部では1年生のうちは数学や化学など教養科目ばかりで、
専門科目の講義はあまりありません。
まだまだ高校の勉強の延長といった感じです。
僕の通う名古屋大学では1年生の週22コマの授業のうち、
専門科目はなんとたった1科目です!

教養科目ばかり受けている1年生のうちは医学部に入ったという実感は皆無です。
ときたま行われる医学実習も、
高校生の時にオープンキャンパスなどで見学したことのおさらいのようにしか感じられません。
学期は2学期制で、それぞれの期末にテストかレポートがあります。
多くの大学ではすべての単位を取らないと進級できないようです。。。
(名古屋大学ではいくつ落としても2年生に上がることが出来ます!)
 
2~4年生では専門科目の講義が増え、他の学部との合同の授業などはなくなり、
医学部のみで受講することになります。
医学部の専門科目は大きく分けて基礎医学、臨床医学、社会医学の3つがあります。
それぞれに含まれる学問の具体例を言えば、
順に生化学、循環器内科学、公衆衛生学などがあります。
各授業は学期ごとに区切られておらず、
前の科目の授業が追わったら次の授業が始まるといった具合です。
各授業の終わりにはテストかレポートが設けられているのは教養科目と変わりありませんが、
実習が設けられている科目もあります。
実習は多くは全出席で、与えられた課題をこなすことで単位が認定されます。
授業と単位に関しては以上です。
 
次に試験についてですが、これまで述べてきた通り、
各授業の終わりにあるテスト以外に特別なテストが設けられています。
4年生の1月に行われるCBT’(Computer Based Test)とOSCE(Objective Structured Clinical Examination)、
そして6年生の2月に行われる医師国家試験の3つです。
CBTではそれまで受けてきた1年生の教養科目から2~4年生の専門科目のすべてが出題範囲です。
恐らく量だけで言えば大学受験よりもはるかに多いですね。

ただComputer based test と言われる通り、
コンピューターに表示された選択肢を選ぶ選択問題なので、
記述対策が要らないというところがせめてもの救いです。

またこのCBTから約1か月でOSCEがやってきます。
これは日本語では客観的臨床能力試験と言われています。
医学部で5年次から行われる臨床実習に参加するに十分な臨床能力を身に着けているかを判断するテストで、
簡単に言えば実技のテストです。
名古屋大学では2年生を模擬患者として医者として簡単な模擬医療行為を行います。
僕が2年生のときにOSCEで模擬診察してくれた先輩方の中に知り合いが多くいらっしゃったので
何だか変な感じがしたのを覚えていますが、
今度は僕が実技をテストされるかと思うと緊張します。。。
CBTとOSCEの二つのテストをパスしないと、
5年生から行われる臨床実習は受けることが出来ません。

さて、最後となりましたが、6年生の2月に行われる医師国家試験についてです。
これは意外にも実技のテストはなく知識のみが問われるテストなのですが、
実技の手順などは聞かれるので結局は実技が出来ないと受かりません。
もちろんですが出題範囲は6年間で学んだすべてです。
膨大な量なので勉強には非常に長い時間を要しますが、
大学受験とは違い、自分のやりたかったことのみがテストで出題されるわけですし、
すでに就職先(=研修先の病院)も決まっている段階ですので、モチベーションはみな相当高いようです。
あと2年後に国試が迫っていて、あと3年後には医者になっているかと思うと(順当にいけばの話ですが…)
いつまでも学生気分ではいられないなと痛感させられます。
 
今回は医学生の受ける授業やテストなどについて話してきました!
多少なりとも自分の入りたい学部の具体的なコースについて知っていると
より自分の志望がはっきりしてくると思いますので、
医学部に入りたい受験生の方々は僕たちチューターに聞いてください。

お待ちしてます!


名古屋大学医学部医学科4年 花城勇人



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/06/26(金) 00:00:01|
  2. 名古屋大学医学部
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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