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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

平成27年度 愛知医科大学医学部推薦入学試験英語科大問Ⅰ問題文全訳


エイミー・マリンズには脚が12組ある。
たいていの人がそうであるように生まれた時には2本あったが、
たいていの人とは異なり、マリンズは病気のために両脚の膝から下を切断しなければならなかった。
マリンズは満一歳の誕生日以来、下腿部のない人生を送ってきた。

マリンズは、ペンシルバニア州アレンタウン市の中産階級の街区の中流家庭で育ったが、
彼女の業績の数々は並大抵なものではない。
マリンズの担当医達が勧めたことは
早期に切断すればまずまず満足できる程度に動けるようになる見込みが高いということだった。
子供だったのでマリンズはその決定に口をはさむことはなかったが、
成長した彼女は自分を障害者とみなすことを、
また、たいていの人たちが彼女につける障害者というレッテルを受けいれることを拒んだ。
それよりも彼女が心に決めたことは
義足をつけて他人が夢としか思えないような素晴らしい能力を身につけてやろうということだった。

マリンズは身体に障害があるということの意味を彼女流に定義している。
コメディアンでトーク番組の司会者であるスティーブン・コルバートに彼女が話したように、
多くの女優の胸部に(豊胸のために)埋め込まれた人工材料の方が彼女の全身にある人工材料よりも多いのに、
「それでいてハリウッド俳優の半数を障害者と呼んだりはしない」のである。

マリンズは自分の素晴らしい力(義足)を利用して
ジョージタウン大学でNCAA Division One(全米大学体育協会の認可する大学対抗運動競技の最も高いレベル区分)に位置づけられるトラック競技種目に出場した。
1996年のパラリンピックで彼女はトラック競技とフィールド競技で3つの世界記録を更新し、
ファッションモデルと女優になって
雑誌People の年一回の特集記事『最も美しい50人』の中の一人の座をものにした。

2009年、普段は身長5フィート8インチに調整しているマリンズは
その日のために自ら選んだ6フィート1インチの身長でTED講演会のステージに立った。
マリンズは参加するイベントに合わせて脚を選ぶのだ。
マンハッタンの街を歩く時はより機能的な義足を利用し、
洒落たパーティに参加する時にはよりかっこいい義足を身に着けるのだ。

エイミー・マリンズのTED講演

「TEDの講演会はこれからの10年間の人生探検に向けた文字通り発射台だったわ」とマリンズは言った。
自分がTEDの講演会に登場したことで、
障害のある人達に対する社会の見方を大きく変えた話し合いが始まったとマリンズは確信している。
旧来の義肢医療界以外の革新者、設計者、そして芸術家が、
どれほど創造性豊かでまた自然な動きが可能な義足を作れるかということを目の当たりにして触発された。
「もはや欠陥の克服をテーマとした話し合いではありません。
潜在的可能性についての意見交換なのです。
義肢はもう損失の埋め合わせをする必要を表わすものではありません。
(中略)ですから、社会がかつて障害者だと考えていた人たちが
今では、自分のあるべき姿を自ら構築することができ、
それどころか(義肢によって)力を得た部位から自分の身体をデザインすることにより
理想の自分像を変え続けることができるのです。
人間性、そしてその中に秘められたあらゆる可能性こそ私達を美しくしてくれるのです」

マリンズはその決心覚悟によって世界レベルの運動選手になり、
またその情熱によってTEDの講演会の聴衆の心をつかみとったのだ。

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語注 TEDとは⇒TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。(ウィキペデイアから抜粋)



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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/06/30(火) 00:00:01|
  2. 愛知医科大
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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