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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

花城勇人の名大医学部物語9


コンクリートのコートに反射した日光がじりじりと僕らを焦がす午後を避け、
比較的涼しい早朝にテニスの練習をしていたつもりでしたが、
ここ2週間ほどで朝方もめっきり暑くなってきてしまいました。
焼けるような暑さの中ラケットを振りぬく毎日を過ごしています。
 
さて今回は、最近個人的に興味を寄せている英語の学習について、
高校までと大学入学以降の違いを見ていきたいと思います。
 

高校で行われる日常学習では、文法や単語の学習をもとに、
教科書に掲載された小難しいテーマの長文を読み解いていく、
というのが僕が高校3年間に授業を受けた感想です。

テーマのレベルとしては中学の国語のような内容であると感じました
(内容が中学レベルとは言っても、英語だと途端に難しくなりますよね…)。
もちろん、これは高校の授業で扱う教科書レベルの話であって、
受験においては、日本語で読み解こうとしても難解なテーマを出題する大学が数多くあることは、
みなさんの過去問演習などの実体験を通して明らかなことでしょう。

つまるところ、高校英語の最終的な目標は、難解な英文を読み解くための文法や単語を日々身に着け、
過去問演習を繰り返すことで、大学受験を突破することです。

「大学受験のために英語を学ぶのではない!日常で使えるようになるために学ぶんだ!」
とおっしゃる先生方もいらっしゃいますが、断じてあり得ません。
現在の高校英語のカリキュラムでは英語をペラペラに喋るようになることはもちろんのこと、
海外旅行先でレストランの料理を注文することも、
タクシーに乗って満足に会計することもできません。
ましてチップを払う際の会話なぞ、到底英語では表現できないでしょう。
多くの日本人がネイティブを前にして黙り込んで微笑むことしかできないのがよい証拠です。

しかし、日本がなかなかの学歴社会であり、
大学卒業資格を持つことが就職活動において比較的有利に働く現状があるなか、
大学受験を突破するための高校英語の重要性が
単なる一科目以上のものであることは否定しようのない強固な事実です。
メプレスにいらっしゃるプロ講師の方々との授業を通して、
確実に受かる実力を身に着けてください。
 
次に大学入学以降の英語について、僕自身の体験をもとに触れていきたいと思います。
僕は研究室に通っておりますので、海外出身の研究員の方や留学生と話す機会が多いです。
もちろん、英語で、です。
したがって、高校までの英語で読み書きが重要視されていたのとは大きく異なり、
聞く話す能力が問われているのだなと、入学直後から痛感させられました。
高校では話すための訓練はほとんどしませんでしたので、
最初は戸惑いましたが、より会話調に近いリスニング教材や、
日常会話表現を習得していくことで次第にコミュニケーションが取れるようになってきました。
これらの教材はわざわざお金を払って購入しなくても、ネットで探せばごろごろ出てきますよ。

さて、僕の体験から推測するにおそらく英語で会話する際に戸惑う原因は二つとあると僕は思います。

①.実際のネイティブの発音は高校英語のリスニング教材とは大きくかけ離れていること。

②.相手の言葉に対して言いたいことがあるものの、それを英語で表現できないこと。

以上の二つです。

まず①についてですが、先日エジプト出身の留学生とタクシーに乗った時の会話を例に挙げたいと思います。
その日は東山キャンパスの豊田講堂でワークショップが開かれたので、
彼女とタクシーで向かいました。
すると彼女が「豊田講堂の玄関で降ろして欲しい。」と言ってきました。
まずこれを英語でなんて言うかわかりますか?

Please let us off at the main entrance.

と彼女は言いました。

let って目的格補語に動詞以外のものでもオッケーなんだな、という文法事項はさておいて、
問題はこの文章がどのように聞こえるかです。
この文の中で特に聞こえづらい部分は、let us off at the です。
ここは、「レタソファザ」と聞こえました。
速い発話の英語は、前後の音がつながるので、
let us はレタス、us off はアソフ、off at オファ、at the はatのtとtheのtが重複するので、
前者が省略されてアッザとなり、つなげてレタソファザになるわけです。
高校英語のリスニング問題ではこれほど発話は速くないと思いますが、
実際の英会話では当たり前のように出てきます。
こういったところが聞き取れない原因なんでしょうね。

次に②についてですが、僕が冗談で、現実には不可能な実験を研究員の方に提案しました。
すると彼は「お手上げだよ!」と言いました。
お手上げ、英語で何というかわかりますか?
We can’t do that!でもいいのでしょうが、彼はIt’s beyond us!と表現していました。
beyond の持つ意味がよく表れている非常に面白い表現だなと感心しました。
このような日本語でよく使われるような単語でも、
意外とパッと出てこないよな表現はたくさんあると思います。
このような表現を学べるスマホ用のアプリは無数にあるので活用してみてはいかがでしょうか?

長くなりましたが、高校英語では大学受験に必要な学力を身に着け、
晴れて合格した暁には、使える英語にシフトしていけたら、将来のビジョンが広がるのではと考えます。

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さて花城君はどれでしょう? ちなみに五稜郭高田とプリティ中野は左端の人物ではありません。




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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/07/06(月) 00:00:01|
  2. 名古屋大学医学部
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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