FC2ブログ

プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

花城勇人の名大医学部物語12


おことわり:7月22日に書いた原稿です。

急落を始めた中国株価は下げ止まることを知りませんが、
これから始まる夏休みへのドキドキとワクワクの高まりも僕の心のなかでは止まることを知らないようです。
(中国の不動産バブルももう終わりでしょうか?)
 
さて、今回は久しぶりに僕の受験生時代に触れたいと思います。
よく受験界では「科目ごとに計画を立てて、その計画を遅れることなく一日一日実行していきましょう!」と言われますが、
受験時分の僕は計画を立てるのもそれに則って進めていくのも大がつくほどの嫌いでした。
(先に申し上げますが、これはあくまで受験勉強に対する僕の主観であります。
計画をたてることとそれを順守することは、
タスクをこなす上で最重要のものの一つであることは間違いありませんし、
過去あるいは現在の僕は受験勉強以外については計画を立てて実行してきました)

受験勉強での計画とは、抽象的なもので言うなれば「今日は二次関数を完璧にする!」
、具体的なもので言うなれば「今日はチャートを10Pやる!」などが挙げられると思います。
前者はお話にすらならないことは明白ですが(こんな計画なら立てるだけ無駄です)、
後者ですら受験生時代の僕は嫌いました。
理由は簡単です。
計画が実行できなかったときの脱力感を味わいたくなかっただけなのです。
これは多くの場合、計画にはずれが生じることに起因します。

例えば、一日チャート10Pと決めたとして、いつも勉強を終える時間になってもまだ5Pしか終わっていない!
という危機的な状況になったらどうしますか?
せっかく立てた計画です、最初のうちはムキになって夜遅くまでやるでしょうね。
では果たして寝不足の次の日に計画の遂行は可能でしょうか?
あるいはその日も心地よい布団の誘惑を振りきって勉強に専心できますか?

また逆に、勉強を終える時間のだいぶ前なのにもうノルマを達成してしまったとしたらどうしますか?
なるべく楽なことを好む僕のことですから、
後ろめたさを感じるものの遊びほうけてしまったかもしれません。
(具体的な教科名は言えませんが、教科によっては大っ嫌いだったので
…数学・理科・英語以外と言っておきましょうか…)

いつしか計画を立てる前の自分よりも遊んでしまっている自分に気付き、
罪悪感を覚えるんですね、
そしてそのうち計画を厳しくして実行可能量を超えてしまい寝不足になる…最悪な負のスパイラルです。

こうしてどちらの場合も計画は頓挫して、
せっかく作成した計画書もただの紙切れへと戻り下がります。
もしかしたら二度と目にしたくない忌々しい邪悪な用紙に思えてくるかもしれませんね。
計画が予定通り遂行されることを願うばかりに、
実際に遂行されなかった時のやるせなさはより一層増してしまうという
なんともアイロニックな事態に陥るわけです。
このアイロニーを噛みしめるたびに感じる味覚に僕は耐えることができませんでした。
そのうち勉強の計画を実行することはもちろん、
立てることに対してすら億劫になっていったんですね。

では計画を立てなかった僕がどのようにして勉強をしていたかということに移ります。
量的な計画を立てるとろくなことがないのは上に述べたとおりです。
なので当時の僕は時間的な目標を立てました。
今日は数学3時間、生物2時間とか、ですね。
さらにこの時間内はその教科の勉強だけやるという単純な制約を課しました。
非常にざっくりしてますが意外とうまくいくものです。
そして当時の僕はゲーム的な感覚でこなしたページ数を勉強時間で割って、
参考書ごとの勉強速度を算出していました。
今日はチャートが5P/hだった!
昨日までの平均が6P/hだったけど、難しい範囲だからちゃんと勉強できたな。
あるいは、今日は15P/hでこれまでの最高スコアだ!やった!
(実際にはコラムが10Pも続いている範囲をやっただけで、問題はそこまで解いていません)など…
量なんていう難易度を考慮しないデタラメな指標よりも、
速度のほうがよっぽど良い指標になります。
速度を計測していくうちに、
勉強を始める前にその日はどこまで進むのかおのずと量的なことも推測がつくという副産物もありました。
(これまでの平均速度にその日の勉強予定時間をかければ、だいたいどこまで進むかわかりますからね。
この量はあくまで参考程度で順守する必要は全くありません、、むしろ積極的に無視してください)

 
最後に…勉強方法は人それぞれです。
自分にあった勉強方法を早い段階で習得し、最効率で学習を進めていってください、応援しています!

1438918080573.jpg






パッション

セント・メプレスのプリティ中野です。

いつもこのブログを応援していただきまして

ありがとうございます。

このすぐ下の大学受験(指導・勉強法)と書いてある

白いボタンにポチっとワン・クリックしていただけると

とても嬉しいです!


にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村  




St.メプレスのホームページ

1422580433222.png


プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


120720_1051~01

山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

yamamoto.jpg
在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村  あなたのワン・クリックが私の元気の源です!よろしくお願いします。

医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/08/09(日) 00:00:01|
  2. 名古屋大学医学部
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<アサイー大策の名市医学部レポート1 | ホーム | AMU友理恵の女医玉物語3>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://prettyjonathan.blog.fc2.com/tb.php/499-678953bd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

PRETTY NAKANO

Author:PRETTY NAKANO
名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (154)
僕の受験生時代 (0)
プロフィール (1)
勉強法 (12)
愛しき日々 (24)
檄 (1034)
雑感 (67)
名言シリーズ (12)
メプレス (24)
英語 (27)
愛知医科大 (33)
東京女子医大 (11)
東京工業大学 (1)
ロシナンテス (1)
日本医科大学 (1)
吉田つねひこ先生 (43)
山本兼一 (5)
名古屋大学医学部 (56)
燕燕 (1)
岩手医科大学 (5)
金沢医科大学 (9)
東京大学 (1)
三宅養三先生 (0)
名古屋大学理学部 (28)
青山学院大学 (10)
歯学部 (2)
パイロット (2)
保護者の声 (2)
名大岐阜大共同研究 (1)
立命館大学 (1)
かつての教え子たちへ (1)
五稜郭高田 (25)
安達雄大 (16)
吉野由宏 (15)
石原泉 (0)
安田賢治 (7)
兼瀬あらわの藤保医学部物語1 (0)
藤田保健衛生大学 (12)
プリティ語録 (3)
英語問題集・参考書の間違い (3)
日本史吉川 (4)
泉初実 (3)
国政直記 (7)
東京理科大学 (1)
名古屋市立大学医学部 (1)
川崎医科大学 (1)
帝京大学医学部 (1)
同志社大学 (1)
入試説明会 (8)
医療立国 (14)
合宿 (15)
保護者会 (2)
酒井健ちゃん (1)
メディカルツーリズム (10)
埼玉医科大学 (1)
ドクター花城 (3)
不正入試 (24)
北里大学 (1)
武田塾 (12)
藤田医科大学元准教授 (1)
ヨーロッパの医学部 (1)
前野芳正先生 (4)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR