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プリティ中野の一問入魂

元大学受験ラジオ講座講師プリティ中野が医学部・難関大受験生に贈るエール

国政直記の直球一本勝負 その七 無用の用、意味があるかないかという理由では、「やらない理由」には不十分である。

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夢を語る国政直記



皆さんは、漢文の授業で「無用の用」を読む授業はあっただろうか?
「壮子」に出典がある言葉で、goo辞書で意味を調べると
「一見無用とされていることが、実は大切な役割を果たしていること」だそうだ。

最近、私生活を振り返った時に、
高校の漢文の時間に学んだこの「無用の用」という言葉がふと浮かんだ。
この言葉が浮かんだ背景として、
メプレスに通う皆さんよりほんのちょっと年上の私が、哲学的に考えるネタのマイブームとして、
「大人と子どもの違いとはなんぞや?」がある。

その妄想を恥ずかしながら具体的に書くと、
「大人と子どもにはその存在に連続性があり、あくまで子どもの延長線上に大人があるので、
子どもから大人になる過程において子供と大人の中間が存在する」とか、
それとも「大人と子どもの存在とは、非連続的な関係性であり、
何かしらのイベント(子どもの出産や例えば成人式)を経ることで、
いきなり子どもから大人へと存在が移り変わるのか、
もしくは何らかの条件(例えば身長の伸びが止まるなどの肉体的な成長に着目して)を満たした子どもが、
その条件を満たしたその瞬間に大人に変化するのか...」といった感じの内容である。

そんな感じのことを意味もなく、何かしらの瞬間に考えはじめたりするのだが、
仮に私が成人式を迎えた大人であると仮定した時に、
明確に子どもと大人の生活に違いがあるなぁと感じたこと、
それが「無用の用」である。
「そういえば最近、明確に目的に意味のないことをする時間が減ったなぁ」と。

小中高大学と、その各々の時期において空手やサッカーや陸上アメフト茶道部を経験したが、
別にプロのスポーツ選手になろうとかお茶の先生を目指すとの明確な目的はなかった。
茶道に至っては、美味しいお茶が飲みたいのであればお茶をたてるのが上手な人に立ててもらうか、
もしくは自分でお茶のたて方だけ習えば、それで十分なはずである。
それをわざわざ道具を取り揃えて作法を習い規則に習ってお手前をしてから
お茶を飲みたいと思ったのだから、不思議だ。

義務教育や高等教育の勉強に絞って意味があるかないかを考えると、
今まさに生活をするにおいて非常に役に立ったとされる勉強ばかりではなかった。
例えば、古文の活用形を覚えていなくても私が何ら生きるのに支障はない。
しかし、それは古文の活用形をならった瞬間から今現時点で意味があるかないかの話であって、
死ぬまで一生意味が無いかどうかは死ぬその瞬間まで分からない。
小中高大とスポーツをやって、体が丈夫になったことに感謝してるし、
部活を頑張ったから勉強も合わせて頑張れたと思う。
研究者になるつもりで理系の大学に進学したけども、
政治家を目指すにおいて地理歴史公民の基礎知識を子どもの時に座学で勉強できてよかった。
茶道だって、今後グローバリゼーションが急速に進む時代の流れにおいて
日本文化の知識や日本人としてのアイデンティティを得るにあたって大きく役に立つだろう。

メプレスのみなさんも、今は意味が無いと思える勉強(科目)も、
将来役に立つ可能性があるので、
俺は〇〇の教科は入試で使わないからやらねーなどと見切りをつけることなく、
できる範囲でいいのでバランスよく勉強して欲しいと願っています。




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プリティ中野の書評 山本兼一著『信長死すべし』

山本兼一は僕の同志社文学研究会時代の仲間である。
今年の2月13日、僕の誕生日に彼は肺がんで他界した。
最後の原稿を中央公論の編集者に送稿した5時間半後に息を引き取ったのだった。
彼は骨太の歴史小説をいくつも遺していった。
まだ生き残っている僕は彼の作品を語り続けたい。
セント・メプレス発足時に推薦文を書いてくれた恩義に応えるためにも。


歴史上の事実を透視して

隠れているその真実を虚構の中に抉り出すという

歴史文学の生命線が骨太に貫かれている力作である。

本能寺の変の要因には諸説あるが、光秀が信長を討ったという事実は動かない。

ならば光秀の心の天秤を主君弑逆に傾けさせたベクトルが

単一であれ、複数ベクトルの合力であれ

普遍の人間性をキャンバスにしつつ山本の雄渾の筆致で本能寺が描かれれば、

読者は自ずと、光秀は言うに及ばず、信長や帝

さらには近衛前久を始めとする公卿と交感するのである。

時間と空間を超越する地下茎で繋がれた端末が個々の人間とするなら

マザーコンピュータが奈辺にあるのか。

その所在を垣間見せる力量こそが作家の力量であり

その意味で山本兼一は最もマザーコンピュータに肉薄した端末なのであろう。

― 光秀の魂は、そのまま深い闇の奈落に落ちていった。

最終章『無明』のエンディングである。

無明のカオスの中で人間は蠢き

その蠢きの一つひとつを糸として

壮大な人間の歴史が紡がれていく。

事件から430年が経過した今

山本兼一が創出する本能寺の変と交感し

描かれる無明の中に自分自身の座標を求めることができるなら

歴史小説読者として、至福の悦びとなるだろう。

その悦びを共有する一人として

まだ手にしておられない全ての方に本作を薦めるものである。


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山本兼一からいただいた推薦文

中野俊一氏は、わたしの同志社大学時代の先輩である。
わたしと中野氏は大学の文学研究会に所属していた。
わたしが二年になったとき中野氏は、その会の会長になった。
文学研究会は、学術団体でありながら、無頼を気取る輩が多かった。
そんななかにあって、中野氏はめずらしく情熱と責任感にあふれた人材であった。
だからこそ、自尊心の高い会員たちから請われて会長に就任したのである。
そんな中野氏がこのたび新しく塾を開くという。
その名はセント・メプレス。
中野氏が開く塾ならば、さぞや熱気にあふれ、
塾生は激しく切磋琢磨されることであろう。そう信じてやまない。

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在りし日の山本兼一



あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。

                               ~アメリカ・インディアンの言葉



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医学部受験生に贈る!
未来の医師養成講座
愛知医科大学理事長三宅養三先生からご推薦をいただきました。


講師:吉田統彦(つねひこ)先生




東海高校を経て名古屋大学医学部、同大学院卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー・アイ・インスティテュートにて勤務。
眼科医。医学博士。愛知医科大学医学部客員教授。昭和大学医学部客員教授。
名古屋大学医学部非常勤講師。名古屋医療センター非常勤医師。前衆議院議員。

講義内容/日米の医療の比較を通じて、現代日本の医療問題を、毎回テーマを変えながら鋭くえぐりだし、医師をめざす受験生の使命感を、インテリジェントにそしてパッショネートに鼓舞します。このコースはまた医学部入試の面接試験での発言能力や小論文の背景知識を涵養することにも力を注ぎます。

2015年全9回コース
(4月~12月につき毎月1回/すべて月曜日20:30~21:50)

クリック⇒吉田統彦先生の未来の医師養成講座
  1. 2015/09/23(水) 00:00:01|
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名古屋千種駅前の医学部&名門難関大専門塾セント・メプレス学長。元大学受験ラジオ講座講師。

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